開発体制刷新、パチスロ「ダンまち」を発表/北電子

2018.09.14

9月12日、北電子はパチスロ新機種「パチスロ ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」の新機種記者発表会を恵比寿ガーデンプレイス ザ・ガーデンルームで開催した。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか(通称・ダンまち)」は、大森藤ノ氏原作のライトノベル作品で、シリーズ累計発行部数は900万部を突破。2015年にはテレビアニメシリーズ第一期が放送、2019年にはテレビアニメシリーズ第二期の放送や劇場版アニメの公開も予定されている。

発表会で主催者を代表し挨拶を行った北電子代表取締役副社長の小林優氏は「ビッグコンテンツのパチスロ化にあたり社内の開発体制を刷新し、新生北電子として機種開発を行いました。コンテンツの持つ世界観やキャラクターの魅力を最大限にいかすと同時に、遊技機としてのスペックやゲーム性、ハード面では見た目のインパクトを重要視しつつ細部まで作り込んだ渾身の仕上がりになっています」と、新たな開発体制で作られた自信作であることが説明された。続けて「従来からのパチスロファンの方々はもとより、原作アニメファンが『パチスロダンまち』でパチスロを始めても楽しんでいただける仕様になっています」と語られた。またプロモーションについて、9月27日に秋葉原UDXでホール向け展示会を行うこと、さらに12月の導入までにはパチスロライターとのコラボ動画配信やファン向け試打会など稼働支援を行っていくことが紹介された。

実機のアンベールに続いては、元NHKアナウンサーで現在はフリーアナウンサーやアニメ研究家として活躍する中倉隆道氏の司会で、ワーナーブラザーズでテレビアニメ宣伝プロデューサーを担当する前田有希氏、コスプレイヤーでマルチタレントのえなこさんを招いてトークショーが行われた。えなこさんはファンから「ヘスティア様」と敬称を付けて呼ばれるヒロイン・ヘスティアのコスプレ、前田氏はヘスティアTシャツで登場。コスチュームの特徴である「例の紐」と呼ばれるバスト部分を強調した青い紐から始まり、原作の印象的なシーンなど白熱のトークが交わされた。また中倉氏からは、パチスロにはアニメのエピソードが搭載され原作を知らない人でもダンまちのストーリーが楽しめること、さらにヘスティアが歌うパチスロのために書き下ろされた新曲が2曲収録されていることが発表された。最後に前田氏からは「原作ノベルから始まり、アニメやゲームと幅広く展開させています。その新しいひとつとしてパチスロが出ることになり、応援していただければと思います」とのコメントが。プライベートでもヘスティアのコスプレをするほどのファンというえなこさんからは「大好きなダンまちの仕事をさせていただき、すごく嬉しいです。ダンまちが好きな方も、ダンまちをよく知らない方も、きっと楽しめますので、是非パチスロを遊んでみてください」と、ファンにメッセージが送られた。

©大森藤ノ・SBクリエイティブ/ダンまち製作委員会 ©KITA DENSHI

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