証券関係者はパチンコからパチスロへシフトと予想

2016.01.04

12月24日、株式情報サイト「株探(かぶたん)」は、パチンコからパチスロへのシフトが加速すると大手証券がレポートしたと報じている。

レポートは三菱UFJモルガン・スタンレー証券によるもの。同証券のパチンコ・パチスロ業界のリポートは『遊技機の内規改正・自主規制による「高射幸性遊技機」の段階的撤去と、それに続く「適度な射幸性の遊技機」への入替え、協議中の「不正改造の遊技くぎパチンコ機」の撤去により、「適正な遊技くぎパチンコ機」への入替の可能性が高まっている事を受け、パチンコ業界に与える影響は、短期的にネガティブ面もあるものの、中期的には遊べる遊技機中心の大衆娯楽へ生まれ変われる道筋が見えてきた』と指摘しており、これによってパチンコからパチスロへのシフトが加速し、2018年には市場が逆転するとみている。またポジティブな影響を受ける可能性のある銘柄としては、遊技機向け電子部品を扱うアクセル、加賀電子、新光商事、EIZO、また遊技機メーカーのユニバーサルエンターテインメント、フィールズ、コナミホールディングス、カプコンが紹介され、逆にネガティ ブな影響を受ける可能性のある銘柄として周辺機器メーカーのマースと遊技機メーカーの藤商事を、また両方の影響を受ける銘柄として周辺機器メー カーのダイコク電機と遊技機メーカーの平和、SANKYO、セガサミーホールディングスが紹介されている。

写真はイメージです(C)すしぱく

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