藤商事「リング」シリーズ最後の1/399

2015.05.25

5月22日、藤商事はパチンコ新機種「CRリング 呪い再び」のプレス発表会を同社東京支店ショールームで開催した。

「リング」は鈴木光司の同名小説を原作とするホラー映画で、「らせん」と同時上映され、配給収入10億円を記録するほど人気を博した。直近では「貞子3D2」が2013年8月に上映され、11万人を超える観客動員(興行通信社調べ)で今も人気が続く長寿シリーズである。藤商事がパチンコで発表した「リング」シリーズ機は本機で4作目となる。

スペックは大当り確率約399分の1(高確率時は約62分の1)のMAXタイプ。確変システムは大当り後100回転まで続くSTで、「リング」シリーズ初のV確変を採用している。ST突入率はヘソ大当りから40%、電チュー大当りからは必ず突入するが、スタートの仕様がヘソと電チューを交互に消化する8個保留であるため、初当りでの実質的なST突入率は約70%になる。STに突入しない場合は100回転の電チューサポートが付き、その時短中に引き戻す可能性を考慮するとST突入率は76.6%にも上る。また、ST継続率は約80%で、ST中の大当り振り分けは15Rが38%、ランクアップ式ボーナス(8〜16R)が62%。歴代「リング」シリーズおなじみの「呪いの手役物」(写真2枚目)を搭載しており、ランクアップ式ボーナスはその落下によってラウンド継続を告知する。

プレス発表会で同社名古屋開発部の大出和幸ディレクターは「もう一度『リング』の楽しさを体験していただくべく、ファンの目線に立って開発しました。『リング』シリーズ最後の399分の1として、末永く楽しんでいただきたいです」と開発コンセプトを語った。

納品日は7月5日を予定。

 

©1999鈴木光司 発行:株式会社KADOKAWA 角川書店

©1998「リング」「らせん」製作委員会

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