第1四半期立入検査で異常複数確認/健全化機構

2014.08.21 / ホール

一般社団法人遊技産業健全化推進機構(河上和雄代表理事)発行の「KiKoNEWS」2014年9月号(9月1日発行号)で、本年度第1四半期(4月-6月)の立入検査結果が報告された。

当期間中に機構検査員による立入り検査を受けたホール数は、31都府県474店舗(うち計数機検査は73店舗)。検査遊技機台数は、ぱちんこ遊技機2870台、回胴式遊技機3095台の計5965台に上った(計数機は玉計数機51台、メダル計数機92台)。

数字上の報告だけでなく、この3カ月の間に「遊技機検査に異常が確認されたことから、行政通報に至った事案が複数確認された」と伝える一方、計数機での異常確認はなかったとして、異常発見時の連絡を迅速に行っている旨も報告した。

加えて、ホールへの注意事項として主な異常内容に(1)回胴式遊技機のメダルセレクター部のカバーが破損(2)回胴式遊技機の中継端子板の封印バンドの欠損、の2点を挙げたほか、ぱちんこ遊技機の主基板の改造や回胴式遊技機で主基板とサブ基板をつなぐハーネスへのぶら下がりなど、明らかな不正改造も確認されたとして、ホールへ注意喚起している。

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