くぎ異常の行政通報は留保/健全化機構

2015.11.16 / ホール

11月13日、一般社団法人遊技産業健全化推進機構は遊技機性能調査(ぱちんこ遊技機における一般入賞口への入賞個数等調査)における異常結果を当面の間、行政通報する事を留保すると発表した。

同調査は今年6月の開始以来、半年の猶予を経て異常結果については12月より行政通報を開始する方針で活動が進められていた。今回の留保について、同機構では、警察庁がメーカー出荷時点で検定と異なる遊技くぎの状態であった遊技機の撤去を要請している事を理由に挙げている。

ある団体関係者は「現状では遊技くぎの異常がメーカーによるものなのか、ホールによるものなのか、わからない状況であるため、警察庁は機構に対してもその旨を伝え、経過を見守るよう要請したのではないか」と背景を推察している。

※写真はイメージです。

警察庁は, 遊技機性能調査, 遊技産業健全化推進機構