神保美佳コラム「花粉症のご用命? は、パチ関連ティッシュで」

2018.03.05 / 連載

第90回神保美佳のマニアックコラム「パチンコグッズ・パラノイア」

最近、ニュースや天気予報で「花粉飛散情報」がひんぱんに報じられるようになりました。私自身はなんとかまだ大丈夫なのですが、花粉症の友人などはこの時期から戦々恐々としているようです。

そんな花粉症シーズンに合わせてというわけではないかもしれませんが、先日平和のパチスロ『不二子 TYPE A+』内覧会にて、写真1のようなボックスティッシュを頂きました。近年、パチンコ関連の販促品で急激に増えて来た「ボックスティッシュ」は、私の記憶によれば2002年頃からチラホラと登場していました。

それが、ちょっとしたブームのようになってきたのは2006年頃から。写真2のような、サイコロ型のティッシュが様々なメーカーから配布されるようになりました。これらは大体「3個セット」で配布されることが多かったのですが、今思えば製造関係の都合か何かだったのでしょうか……?

これらサイコロ型ティッシュは、ほとんどが通常のものと一緒で「フタ部分を開け、ティッシュを取り出して使用」するようになっていますが、『CRぱちんこジョーズ』のティッシュだけは、写真3のように二重になった上蓋を折り曲げてセットすることにより、実機の広告を兼ねたディスプレイに変身。けっこう凝ったものでしたね。

凝ったティッシュといえば、以前こちらでも紹介したことがある豊丸の「ビールジョッキ型」「コイン型」といったもの(写真4)などもありましたが、ちょっと見たことがないなぁと驚いたのは、写真5の『CRヴァン・ヘルシングⅡ』ボックスティッシュ。よくある長方体のティッシュではなく西洋の棺型をしており、写真では分からないのですが(すみません)ティッシュも真っ黒なのです。

使い捨て感覚のティッシュも、こうして集めてみると色々と凝ったものがありました。というか、冒頭花粉症シーズンに合ってるなどと書いたものの、たとえ自分がそうであってもこれらは絶対使えそうにありません(笑)。

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神保美佳(じんぼ・みか)

1990年、パチンコ好きが高じてOLからパチンコ業界誌記者に転身。93年にフリーとして独立。以降、「パチンコ必勝ガイド」やスポーツ新聞、一般誌、業界誌などで活躍。パチンコ関連グッズコレクターとしても有名で、これまでにパンフレットや遊技機の部品、展示会のお土産など数千点を収集。著書に「パチンコ大図鑑777」(白夜書房)、「パチンコ年代記」(バジリコ)など。ブログ「Pachinko MANIAC

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