牙狼とファイナルファンタジーが電撃コラボ

2017.01.02

12月24・25日、東京ビッグサイトで開催された「ファイナルファンタジーXIV」のファンイベント「ファイナルファンタジーXIVファンフェスティバル2016inTOKYO」で、ファイナルファンタジーと牙狼のコラボレーションが発表された。

「ファイナルファンタジーXIV」はスクウェア・エニックスが全世界でサービスしているMMO(大規模オンライン)RPGで、牙狼とのコラボは最新大規模アップデートである「パッチ3.5 宿命の果て Part1」がリリースされる2017年1月17日が予定されている。

牙狼とのコラボレーションは、ファイナルファンタジーXIVの世界に牙狼<GARO>シリーズの武器や鎧、防具などが多数登場するというもので、登場するデザインは、黄金騎士ガロ、銀牙騎士ゼロ、白夜騎士ダン、暗黒騎士キバといった魔戒騎士それぞれの鎧に加え、魔戒法師烈花、布道レオの装備も可能になっている。またすべての装備デザインは、牙狼<GARO>シリーズ総監督である雨宮慶太氏が完全監修しており、開発チームの手によって実写さながらのハイクオリティな仕上がりになっている。

本コラボレーションが発表された「ファイナルファンタジーXIVファンフェスティバル2016 in Tokyo」では、牙狼<GARO>シリーズの生みの親、原作・総監督の雨宮慶太氏がスペシャルゲストクリエーターとしてFFXIVの開発に参加し、新たなバトルコンテンツのボスモンスターデザインを担当するといった発表も行われている。

なお、「ファイナルファンタジーXIVファンフェスティバル2016 in Tokyo」のイベント内でのコメントは以下の通り。

■雨宮慶太監督
牙狼のプロデューサーがゲーム雑誌「ファミ通」を見ていて、「吉田さんというファイナルファンタジーを作っているクリエーターが牙狼を褒めてくれているよ」と教えてくれたのが吉田さんと出会ったきっかけ。それで共通の知り合いを通じて、吉田さんとご飯を食べに行きました。その時にファイナルファンタジーをやりたいと言ったんですが、まさかこんなに早く実現するとは思っていなかった。でも命がけでやります。ただ、最近のゲームキャラクターのデザインって複雑化していて。昔は一枚絵で大丈夫だったものが、今は相当表現が細かいし、立体的な皮膚感を表現しないとキャラクターにならなくなっている。でも根っこにあるものは昔と同じで、一枚絵のインパクトが大きいと思う。だから自分が描いた要素を吉田さんに拾ってもらいながらデザインしていくつもりです。

■吉田直樹氏(スクウェア・エニックス ファイナルファンタジーXIV プロデューサー兼ディレクター)
監督のイラストは20代前半の頃から大好きで、昔からあこがれていました。牙狼も初代放送時からの大ファンで、食事をさせていただいたときに「監督、ファイナルファンタジーやりませんか」とお願いしたら「やるやる」と言ってもらったのがきっかけです。一部では牙狼とのコラボをやるんじゃないか?と「やるなら徹底的に」というのが僕らのポリシーなので、時間をかけて作りあげてきました。有名なイラストレーターの方の中には、決めた1枚を使ってほしい、という方もいらっしゃいますが、雨宮さんはとにかく枚数をたくさん描いてくださる方です。その中から「気に入ったのを選んでね」と言ってくださる。僕たちもその中の1枚を大切に、しっかり遊びを作って行こうと思いますし、それを僕自身プレイするのを楽しみにしています。

■「絶狼<ZERO>-DRANGON BLOOD-」主演・藤田玲さん
会社からは、今日はゲーマー・藤田玲としてしゃべっていいと言われて来ました(笑)。僕が寝る間も惜しんでやっているFFが、雨宮監督の牙狼とコラボするなんて。本当にうれしいです。ファイナルファンタジーと牙狼ってファンタジーなんで、共通するところがあるんでしょうね。僕がインしているこのエオルゼアの世界観に牙狼がいても全然違和感がなかった。いろいろな楽しみ方のひとつとして、ぜひともプレイしてもらいたいですね。2017年1月6日から放送される「絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD-」のスタッフにも、プレイヤーがたくさんいて、FF XIVをやりながら作った作品です(笑)。もちろんこちらもぜひともご覧ください。

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