日本政府がカジノ整備の新組織を内閣官房に設置

2014.07.24 / カジノ

7月18日、菅義偉官房長官は記者会見を行い、カジノを含む統合型リゾート(IR)の整備に関する組織を内閣官房に設置する考えを発表した。菅官房長官は会見のなかで「(IRの議論を進めるうえで)特命事項担当の内閣審議官を任命し、各関係省庁からの出向者を集め体勢を整えて検討したい」と述べ、早々にも人事を固めて検討を進める方針を示した。

新組織は、6月に政府が発表した新成長戦略のなかの「IR推進法案の状況やIRに関する国民的な議論を踏まえ、関係省庁において検討を進める」との内容を受け新たに発足。菅官房長官は、新組織に関して「時間をかけずに」人事を固めるとしたうえで、「国会でのIR推進法案の状況を踏まえながら、諸外国の事例や法制などを調査し課題の整理を行う必要がある。今はその準備段階」と述べた。

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