全遊振・三井会長 想定の難しさを語る

2014.10.20 / ホール

10月16日、一般社団法人全国遊技ビジネス振興会(三井慶満会長/全遊振)は東京・池之端のパークサイドホテルで、第2期第8回例会を開催した。

全遊振の例会は毎回勉強会の形式で開かれており、第一部は代表挨拶を兼ねて三井会長より営業にかかる情報の紹介と考察が伝えられた。とりわけ最近リニューアルオープンを果たした自店について、当初想定では、20円スロットへの集客に期待、4円パチンコは不透明といった見通しに対し、現状では意外にも4円パチンコユーザーが安定していると発表。この間に執った施策を紹介しつつ「過去のデータと経験に基づく予想は結構はずれるという感想を持った。潜在需要、健在需要ともにお客様の欲求を満たしているのかが営業で問われるところだが、今回はたまたま」と戦略を組み立てる難しさを自らの経験より語った。

また情報分析とその判断の難しさという点で、今後のパチスロ新台情報に関しても「(今の営業バランスを考えれば)パチスロ新台で後手に回る事はできないが、先手の失敗も避けなければならない」と、見極め困難な状況に対し上手にフィットしていくべく研鑽が必要だと話があった。

第2部と3部では、ホールスタッフのインカムへ呼び出しコールの状態を音声で伝え、データ統計も取れる「スタッフコールシステム」について株式会社SCSの日高弘基社長、スタッフが任意に労働した分の給与を受け取る事ができる「給与前払」システムについて株式会社グッドエスの吉田隆一代表からそれぞれ製品のプレゼンテーションを通じた効果・効用を紹介。第4部では全遊振としてwebマガジンを創刊する構想と案内が伝えられた。

第5部は講演として、一般社団法人ジャパンビジネスソリューションの森谷雅人代表理事を招き「リーダーの心構えとモチベーション」をテーマに話を聞いた。

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