上野で闇スロ店長逮捕/都内で相次ぐ摘発

2015.10.08 / ホール

10月7日、報道各社によると、上野で違法パチスロ店(闇スロ)が摘発され、店長ら3人が逮捕されたことが分かった。

逮捕されたのは上野の闇スロ「ナンバーワン」の店長・浜松満義容疑者と従業員ら男3人。報道によると「ナンバーワン」ではギャンブル性の高いパチスロ機36台を設置して、客に賭博をさせたという。摘発時に店内にいた客8人も賭博の疑いで逮捕された。店は摘発されないよう、看板を出さず、入り口にカギをかけて、カメラ付きインターホンで客の顔を確認して入店させていたという。

またこれに先立ち、5月には江東区で闇スロ「神楽」が、同月渋谷でも闇スロが摘発され、2月には上野で同「キングコング」がそれぞれ摘発され、経営者や従業員などが逮捕されている。

パチンコ業界では、全日遊連、日遊協、日工組、日電協など14団体が加盟するパチンコ・パチスロ21世紀会が風営法に基づかない「闇スロ」の撲滅を進めており、闇スロ撲滅宣言ホームページなどで注意喚起を促している(https://yamisulo.com/)。

同ホームページによると、闇スロは以下の特徴があるという。

■改造したパチスロ遊技機を使用している。

■パチンコ店と異なり営業許可を受けていないので看板を掲げていない。

■入口から中が見えない、入口に鍵がかかっている。

■マンションの一室

闇スロは遊技者も賭博罪に該当する。同サイトでは闇スロを見つけた際に情報提供を求めている。

※写真はイメージです。

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