三木流「ミルキィホームズ」の評価は?

2016.03.04 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは!!90回目の連載になりました。今回はDAXEL製「パチスロ 探偵歌劇ミルキィホームズTD 消えた7と奇跡の歌」(納品4/3~)の評価です。前作「百花繚乱サムライガールズ」が高稼働となり、評価が急上昇したDAXELの最新台。本機はブシロードのゲームタイトルとしてアニメなど幅広く展開されているコンテンツを用いています。

<ボーナス>
擬似ボーナスありのART特化タイプ、純増:約 2.0枚/G
■擬似BIG:ベルナビ20回(平均170枚)
■擬似REG:ベルナビ10回(平均95枚)

<確率&出玉率>
■初当り確率
設定①:1/293
設定②:1/280
設定③:1/264
設定④:1/254
設定⑤:1/230
設定⑥:1/219

■出玉率
設定①:97.3%
設定②:98.3%
設定③:100.3%
設定④:103.6%
設定⑤:106.2%
設定⑥:110.0%

<通常時>
■ベース:約 47G/50枚
■コイン単価:約2.3円(設定①)
■天井:12周期(平均960G)

■周期抽選タイプ
1周期平均:80G

■1周期は3つのZONEで構成
・オープニングZONE:15G
・シナリオZONE:55G
・バトルZONE:15G

■ライブ準備ステージ
33G継続
・この間、ロングフリーズ確率が1/111にUP
・通常時のフリーズロング確率1/65000
・トータルのロングフリーズ確率1/2900

 <ART>
純増:2.0枚/G
G数上乗せタイプ

■ミルキィTIME(通常ART)
1セット:40G~300G
初期G数は開始時の特化ゾーンで決定

■アルセーヌTIME(上位ART)
ART中に昇格移行する上乗せ高確率ステージ

<感想>
筐体は「百花繚乱サムライガールズ」と同様の全面液晶タイプでミニリールが上部に搭載されています。液晶はタッチパネルにもなっており、演出のさまざまな場面の「タッチ」という表示で液晶に触れます。

本機は液晶演出が非常に独特です。通常時の1周期が3パートに分かれていて、シナリオZONEではストーリーが展開され、アニメを見ている感覚になります。演出の間、BGMなど完成度が高く、見ていて楽しめる液晶演出が展開されます。かわいい女の子キャラのアニメなので打ち手を選ぶのは、サムライガールズと同様でしょうか。

 スペックは純増2.0枚のART特化タイプ。ロングフリーズ確率が1/2900と軽く、1日に3~4回は1000~2000枚の出玉の塊に期待できる仕様になっています。その分、通常のARTのロング継続は期待できず、通常当りで出玉をつないでフリーズを待つゲーム性です。サムライガールズに比べると純増枚数が下がっていますが、1回の当たりでの獲得枚数の期待値は下がっていないので、スペックダウンのイメージはありません。

とにかく演出が良く、打ち始めたら止めにくい工夫も随所に見られ客滞が伸びそうな台です。サムライガールズで好結果が出ているので似た雰囲気の本機がコケることは考えにくいと思います。

販売台数は6000台弱。

レンタルプランもありますが、前回のプラン内容とは異なり2台以上の販売で6カ月間は転売できないようです。中古価格が崩れにくい今の中古相場では、レンタルプランのメリットはないので普通の購入をおすすめします。

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三木貴鎬
1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

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