三木流、宇宙戦艦ヤマトの評価は?

2017.01.20 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは! 136回目になりました。今回はサミー製「宇宙戦艦ヤマト2199」(納品2/19~)の評価です。「エウレカAO」「牙狼」本機と半月ごとに立て続けに新台をリリースするサミー。導入すべき台なのか試打してきました。

<ボーナス>
■BIGボーナス:204枚(ART期待度40%)
■REGボーナス:48枚(ART期待度40%)

<確率&出玉率>
■ボーナス合算確率
全設定共通:1/993

■ART初当たり確率
設定①:1/400
設定②:1/384
設定③:1/382
設定④:1/334
設定⑤:1/310
設定⑥:1/270

■出玉率
設定①:97.8%
設定⑥:112.0%
(設定①と⑥のみ判明)

<通常時>
ベース:38G/50枚
コイン単価:2.7円(設定1)
   
■ワープチャンス(自力CZ)
10G継続、ART期待度40%

■ヤマト巡航モード(自力CZ)
ART期待度45%

<ART>
純増1.9枚/G(ボーナス込み2.0枚)
G数上乗せ×継続率タイプ

■イスカンダルロード(通常ART)
初期セット40G+α
前半パート:ストーリー、初回20G(以降6G)
後半パート:航宙艦隊戦、バトル発生率1/35

■ガミラスバトル(継続バトル)
バトル勝利でゲーム数上乗せ+ストーリーが進行
バトル勝率50%以上
デスラー勝利で波動砲チャレンジ突入

■ラストバトル(引き戻しゾーン)
航宙艦隊戦のG数を消化で突入
バトル勝利でART継続・敗北で終了

■波動砲チャレンジ(上乗せ特化チャンス)
5G継続
成功でイスカンダルラッシュへ
期待度約50%

■イスカンダルラッシュ(上乗せ特化ゾーン)
5G+α継続
毎ゲーム上乗せ
継続率最大92%

■ショックカノンモード(上乗せ特化ゾーン)
毎ゲーム上乗せ
転落リプレイ成立で終了
継続率:約87%

■波動防壁モード
バトル超高確率ストックゾーン
20~50G継続


<感想>
筐体はエウレカAOと同様のもので、リール右横にサブ液晶を搭載しています。サブ液晶の動きは少なく、ランプと変わらない程度の役割。宇宙を舞台にしている物語なので、液晶映像はやや暗めに移ります。

スペックはA+ARTですが、ボーナスは重く純増1.9枚のART特化のイメージ。確率1/77のMBは、9枚役を4連続で獲得するので、そのMBの引け具合でARTの獲得枚数が大きく揺れます。MB中はチャンス目が出現しやすい仕組みになっています。

ARTは前半パートでバトルに勝利し続けて、後半パートのG数を溜める2段階方式になっています。後半パートでは1/35のバトルに突入して勝利すれば、再度前半パートに戻ります。一撃の上乗せは小さめで何度も前後半パートを行き来することでARTを伸ばしていくゲーム性。初見では少しその継続の仕組みなど理解しにくく戸惑うかもしれません。ARTの初当たりは1/400とギリギリ我慢できる確率かと思います。

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三木貴鎬(みき・たかし)

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

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