三木流、コンサルって必要か?必要じゃないか?

2017.01.06 / 連載

土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さん新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

134回目になりました。今回は新年1回目なので、堅苦しい話は無しにして、我々コンサルはどういう役割を果たしているのかお伝えしたいと思います。

コンサルタントというと、業績を上げることが一番と思われている方が多いでしょう。その結果、業績の上がらないコンサルタントは胡散臭いとおもわれがちです。しかし私もコンサルタントとして10年目になりましたが、ここ数年大きく役割が変わってきたことを痛感しています。

業界が縮小傾向にあり、業績が上がりにくくなったことで、良くも悪くも、コンサルに業績を委ねるという考えの企業が減ってきたこと、そもそも閉店危機にあって、最後の頼みの綱で、コンサルに依頼する企業は淘汰されてしまったこと、パチンコ、パチスロを打たない役職者が増えたことなどから、短期的にあの手この手で、稼働を上げるコンサルよりも、長期的に人材を育成しつつ、ユーザーに支持される店舗作りを推し進めることが出来るコンサルタントが求められるようになったと痛感することが増えました。

コンサルが店の方針を決めるから→お店が主体となって方針を決めるが、その際にアドバイスする、または背中を押す役割が増えたと思います。今活躍されているコンサルタントは、いい時代も、悪い時代も経験している人が多く、失敗経験もないが、成功体験もない管理者の方が増えた中で、教育的な役割を期待されることも増えています。

従ってコンサルタントの種類は
①情報、分析系コンサル
②イベント系コンサル
③営業支援系コンサル
④販促、マーケティング系コンサル
⑤人材、接客系コンサル
⑥財務系コンサル

などさまざまありますが、かなり細分化されている現状と、パチンコ・パチスロを専門的に支援するコンサルも増えてきていることから、一概にコンサルは胡散臭いとも言えなくなっています。またこの時代に結果を残してきたコンサルも多いので、積極的にセミナーなど行ってみて、支援を受けてみることも業績の一助になると考えています。皆さんの知恵袋は、案外近くにいるかもしれませんね!

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三木貴鎬(みき・たかし)

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー