メルコクラウンが香港市場の上場廃止へ

1月2日、マカオのカジノ運営企業メルコクラウン・エンターテイメントは香港証券取引所からの上場廃止を計画していることを発表した。

同社は2011年に香港証券取引所に上場したが、上場維持に関わるコストの削減と、香港での資金調達の有用性を考慮し自主的に上場を廃止するという。

マカオのカジノ運営企業６社はすべて香港市場に上場しているが、メルコクラウンの株式は香港市場と米ナスダック市場に上場している。同社の発表では、香港での上場廃止後、株主は香港市場の株式をナスダック株に転換できる。また、香港の上場廃止を行うには臨時の取締役会と香港証券取引所の上場委員会の承認が必要であるとしている。

※画像はメルコクラウンがマカオで運営する「シティオブドリームス・マカオ」