マースが「MSD」セミナーを開催

2014.06.21 / ホール

6月12日と13日の2日間、株式会社マースエンジニアリング(松波明宏社長)は同社情報サービス「MSD(マース戦略データ)」の活用術を紹介するセミナーをマース本社(東京)で開催した。

MSDはプリペイドカードの遊技履歴を独自の演算を用いて、遊技客1人あたりの遊技動向(PLデータ)として把握できる点を特徴としており、このPLデータを活用して営業力の向上に資す各種分析データを提供している。PLデータの活用は同社のパーソナルPCシステム、ホールコンピュータM7、総合管理システムの順で、より詳細で多岐に亘るデータ取得と分析が可能となっている。

セミナーでははじめにホールコンピュータで得られる機種別アウトとPLアウト(PLデータに基づく遊技客1人あたりのアウト)の違いと有用性について、実データを用いて解説。会員データよりもボリュームのある顧客動向を把握するとともに、会員データと摺り合わせて測る事による嗜好性判断などを紹介した。

また、各台計数機のパーソナルシステムで得られる「遊技時間」の特性につても解説し、遊技客1人あたりの〝粘り〟を参考するともに、これに紐づく、大当り経験や勝率を人数で読み取れる事がMSDの強みだという。

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