マルハン連結売上2兆1116億円で減収増益

2014.06.03 / ホール

5月28日、株式会社マルハン(韓裕社長)は平成26年3月期(平成25年4月1日〜平成26年3月王31日)の決算短信を報告した。

連結売上高は2兆1116億5400万円、同営業利益579億円、同経常利益605億7300万円、同当期純利益323億6800円で、平成25年3月期と比べて減収増益となった。

同社では当期間中、「コスト削減」「パチンコ業態の開発」「新しい事業のスタート」の3本を重要課題に掲げ、このうちのコスト削減については社内外からアイデアを募集の上、部門・エリアで施策の実施を決定し、各店舗で月次確認で実行と改善を繰り返し、店舗平均で10%の削減を図った。また主要経費である人件費は全体で前期よりも3億円カット。営業キャッシュフローにおける役員賞与などは約10億円を削減した。機械入替費は前期より約141億円の減、広告宣伝費についても野立て看板の撤去等で約73億円と大幅削減を実施した。

今期(2015年3月期)は800台クラスの新店を15店舗計画。業績予測は連結売上高2兆297億円、同営業利益609億円と減収増益となる見通しを立てている。

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