ベトナム高級リゾート カジノ含む拡張計画を発表

2015.06.03 / カジノ

5月25日、シンガポールの高級リゾート企業・バンヤンツリーは、ベトナムで運営する「ラグーナ・ランコー」の施設拡張に関するマスタープランを発表。拡張計画に含まれるカジノ施設の運営を委託する提携企業を探していることを明らかにした。

「ラグーナ・ランコー」は、2013年にオープンしたベトナム中部のトゥアティエンフエ省のビーチ沿岸の高級ビーチリゾートで、現在2つのホテルやゴルフコースなどが営業している。拡張計画では、6つのホテルやカジノ施設などの娯楽施設を追加し、カジノ施設についてはノウハウを持った提携企業に運営を委託する計画だという。計画の推進を担うグループ会社・バンヤンツリーキャピタルのスティーブ・スモール氏は「現在はカジノライセンス取得を待つ段階。今後、経験豊富なカジノ運営企業が今回の統合型娯楽施設の可能性に関心を示すはず」と述べている。同リゾートのメインターゲットは中国をはじめとするアジア圏の旅行者で、リゾートから約50kmに位置するダナン国際空港はシンガポール、香港、広州、マカオ、クアラルンプール、東京、ソウルとの直行便が就航している。なお、新施設の開業時期や規模などは明らかにされていない。

バンヤンツリー・グループはアジアを中心に世界で30以上の高級リゾートホテルを運営するほか、スパやゴルフコースなどを世界28カ国で展開する。マカオでは、「ギャラクシー・マカオ」内で全室スイートの高級ホテル「バンヤンツリー・マカオ」を運営している。

※画像は「ラグーナ・ランコー」の全景(プレスリリースより抜粋)

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