ベトナム不動産開発大手がハイフォンでカジノ開発へ

2015.07.21 / カジノ

7月17日、マカオ現地紙「デイリータイムス」によるとベトナムの不動産デベロッパーのビングループがベトナム北部最大の港湾都市ハイフォンに大型カジノリゾートを建設する計画があることが分かった。ビングループは開発に8億7000万米ドル(約1080億円)を投じて年内にも着工、2020年に完成する計画だという。

現在ベトナムでは、マカオ渡航を回避する中国人VIP客を誘致しようとカジノリゾートの建設がいくつか計画されている。ビングループのカジノリゾートも中国人客を取り込むのが目的といわれており、カジノや宿泊施設のほか872ヘクタールの広大な敷地に36ホールのゴルフコースやテーマパークなども併設する計画だ。ビングループはベトナム不動産開発の最大手で、現在ダナンやニャチャン、フーコック島などで高級リゾートを運営している。同グループの創設者はベトナム実業界の大物、ファン・ニュット・ブォン氏。

※画像はビングループが運営する高級リゾート「ビンパール・プレミアム・ダナン」

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