フードドライブを組合の社会貢献活動に

2019.11.20 / コラム

パチンコ業界ではお客さんが必要としない端玉景品を集めて、施設などへ寄付しているホールが少なくない。不要なものを必要な人へ届ける。小さな社会貢献活動である。

業界関係者がスーパーへ行ってあることに気づいたのが下の写真である。





「フードドライブにご協力ください」

フードドライブとは聞きなれない言葉だが、食べ物がなくて困っている人を助けるとともに、食品ロスをなくす活動だ。

食品ロスといえば、最近問題になったのが、コンビニ各社が競った節分の恵方巻販売などがそれ。賞味期限もあるが、大量に売れ残った恵方巻が廃棄される映像をニュースでもみたことがあるが、なんとももったいない光景だ。

フードドライブは家庭で眠っている食品を寄付してもらう仕組み。フードバンクは企業からパッケージが壊れて売り物にならなくなった食品を寄付してもらうのに対して、フードライブは個人からの寄付の違いがある。フードドライブで集められた食品はフードバンクを通じて、福祉施設や生活困窮者のもとに届けられる。

で、フードドライブの取り組みを知った業界関係者は、これを全日遊連の社会貢献活動として取り組んでみてはどうか、と考えた。全国の傘下のホールが取り組めば、大きな力となる。事業費がかかるわけでもないので、取り組みやすい社会貢献である。

各ホールで集められた食品は、それぞれの地域のフードバンクへ発送すれば、フードバンクを通じて困った人のもとへ届けられる。



必要とされている食品は以下の通り。

• お米(白米・玄米・アルファ米)
• パスタ、素麺などの乾麺
• 缶詰、レトルト食品
• のり、お茶漬け、ふりかけ
• 粉ミルク、離乳食
• 調味料(醤油・食用油・味噌)

受け付けられない食品は以下の通り。

• 賞味期限が明記されていない食品
• 賞味期限が切れている食品
• 賞味期限が1カ月を切っている食品
• 開封されているもの
• 生鮮食品(生肉・魚介類・生野菜)
• アルコール(みりん、料理酒は除く)

ちなみに、自宅には缶ビールのおまけに付いていたカレールー2箱が眠っている。カレーはレトルト派なのでルーの出番はない。






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