ダイナム決算発表は売上9222億円で減収増益

2014.06.05 / ホール

株式会社ダイナムジャパンホールディングス(佐藤公平代表執行役/DYJH)は同社の2014年3月期決算の概況を報告した。

要約連結損益計算書(IFRS)によると、貸玉収入は9221億7200万円、営業利益354億5900万円、当期利益213億1000万円。前期(2012年度)と比べ、減収増益となった。営業状況に係る項目として、貸玉収入に対する景品出庫額は7564億1800万円で、差引きの営業収入は1657億5400万円となっており、営業利益率は約18%となる。

また、連結財務状態計算書における純資産合計額は1428億1700万円で、前期末よりも169億9000万円の増加した一方、有利子負債は短期・長期ともに減少し、負債合計は43億2300万円。総資産は1857億3200円となった。

この決算概況を見て、あるホール関係者は「マルハン同様に減収増益ですね。パチンコホールは売上が減っても収益がとれるように経営構造を見直す必要がありそうですね」と言う。

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