ダイコク電機2016年度展示会を開催

2016.05.20

5月20日、ダイコク電機は「SHINE ON THE FUTURE」と題した2016年度の展示会を、名古屋東急ホテルで開催した。

展示会は大きく3つのゾーンに分かれている。新しいデータ表示器「REVOLA(レボラ)」を展示するメインゾーン。「VEGASIA」「BiGMO」「DCOREO」などのダイコク電機諸製品とホールコンピューターが連動するサービスなどを提供するオールインワンゾーン。ユーザーが遊技中にほかの台の状況をリアルタイムにスマートフォンで閲覧できるDK-WiFiゾーン。

中でも注目を集めていたのは、この日の展示会をもって正式リリースとなった「REVOLA」だ。フラットでワイドな液晶と業界最大の7セグによるデータ表示が特徴となる。

同時に行われた第一部セミナーでは、山形新幹線つばさで伝説の車内販売員となった茂木久美子氏の講演が行われた。茂木氏は東京-山形間の一往復半で、通常7万円程度の売上のところを、一人で53万円売り上げ、記録を残した。ルーズソックスを履いていたコギャルだった過去から一念発起し、伝説となった人物だ。販売員時代のエピソードをを振り返り、「新幹線という空間で商品を販売することが私たちの仕事です。でもその商品はどこでも買えます。ものを売ることばかりを考えていた自分を反省し、お客さまの人生の一瞬、記憶に残れるのって嬉しいことなんだなと気付きました」となかなか気付けないサービス業の価値観を語った。

また、第二部では、DK-SISコンサルタント係の成田晋治氏が「ReStart」と題したセミナーを行った。テーマは「業界変化に順応し、ファンの信頼を取り戻せ」である。まずパチンコ・パチスロの業界動向についてDK-SISのデータを元に語った。昨今の遊技情勢から4円パチンコのシェアは減り続けミドルタイプが受け皿になっている。また、損益分岐割数11割時代のメリットとして、出玉率100%超えの営業ができることなどについて触れた。パチスロでは「バジリスク絆」「沖ドキ!-30」などのモード活用として奇数や偶数などを使い分ける具体的な戦術論について講演を行った。

展示会は、この後、5月25日(水)に福岡(グランドハイアット福岡)で、6月1日(水)・2日(木)に大阪(スイスホテル南海大阪)で、6月8日(水)・9日(木)に東京(TKPガーデンシティ品川)で行われる。

写真2は茂木久美子氏
写真3は成田晋治氏

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