ダイコク「MIRAI GATE」開催

2015.05.15

5月15日、ダイコク電機は同社製品展示会の「MIRAI GATE2015 IDEAS for ENERGY」を名古屋東急ホテルで開催した。

30Φ機の活用
同展示会では昨年9月に発表されたパチスロ内規変更を受けて、ダイコク電機30Φ機の活用を提案。同社のデータ表示器「BiGMO PREMIUM」は、島端トップランプ「DESTIA」などを紹介した。

4円コーナーのアウト増
また4円コーナーの強化に、台毎計数機「VEGASIA」と一般カード発券機「IC-77」を駆使したハイブリッド営業を紹介。玉積みのアピール性と台毎計数機の回遊性を両立させることで、ファンの遊技機種数を効率的に増やせるという。また、VEGASIAには、「CⅡ-FACE」という顔認識機能もあり、高精度な店内の回遊データを収集可能だ。

世代別集客ツール
さらに会員カードをデータロボ「VR-77Ⅱ」に挿入し画面を操作すると、ファン個人ごとの遊技結果データを閲覧、印字できる「VEGASIAマイデータ」に加え、「パチロボ」、株式会社アルネッツが開発、販売を行う台予約システムの「P-reserve」などを紹介した。「P-reserve」は会員でなくても、開店前に遊技する台を予約できるようになるシステムで、朝一の行列解消を促し、安全性の確保と周辺環境への配慮にも一役買うという。

CⅡ-SiSとCⅡ-FACEの活用
ダイコク電機のホールコン「CⅡ」と「DK-SIS」を融合したサービスが「CⅡ-SiS」も展示会の目玉だ。自店のパチンコ、パチスロをレートや種別ごとの比率をグラフ表示でき、さらにそのグラフの上に、男女、年齢層、遊技時間帯、勝敗の比率まで分けられる。曜日による偏りがあることも考慮されたおり、平日、土日、期間の3つにグラフが分かれている。

さらに、隣接する会場では2部に分けてセミナーが開催された。

1部セミナーでは、JSパートナー代表取締役の福島文二郎氏が「ディズニーから学ぶ人材育成と顧客満足向上のヒント」を講演。東京ディズニーランドの運営会社株式会社オリエンタルランドの正社員として24年間在籍し、18年にわたり教育に携わってきたノウハウを90分説明した。

2部セミナーでは、ダイコク電機CⅡ-SiS室上席研究員の成田晋治氏が「混迷期の今この時、未来へつなぐ施策とは」をテーマに講演。パチンコは4円、1円ともに下落傾向にあり、中でも2014年10月はアウトが16000個となり過去最低を記録。パチスロはシェアに変化はないものの、前年比で大きく下回る月が多く、2014年11月には過去最低のアウトとなる8350枚を記録したなどが説明された。

展示会は5月19日(火)に福岡会場、5月28日(木)・29日(金)に大阪会場、6月2日(火)・3日(水)に東京会場で開催される予定。※会場の詳細情報はPiDEA Vol.115にも掲載。

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