サミーが映像スタジオ新設、KADOKAWA・ウルトラスーパーピクチャーズ共同

2018.06.04

6月1日、サミーは株式会社KADOKAWAおよび株式会社ウルトラスーパーピクチャーズと共同で株式会社ENGIを設立、同日より営業を開始したと発表した。

出版社および映画会社であるKADOKAWAと、アニメ制作会社のサンジゲン、Ordet、トリガー、ライデンフィルムを傘下に持つウルトラスーパーピクチャーズと共同で設立したENGIは、ハイブリッドデジタルアニメーション(デジタル作画と3DCGという2つのデジタル映像技術を融合した、新しい映像表現によるアニメーション)に特化した制作スタジオ。

サミーはリリースで「近年、日本のアニメーション制作はアナログからデジタルへと大きな転換点を迎えております。特に作画工程のデジタル化という新たな試みは、生産性の向上のみならず、これまで以上に多彩で豊かな映像表現を可能にするという点で、アニメを含むエンターテインメント産業全体からとても大きな期待と注目を集めています」とハイブリッドデジタルアニメーションに対する期待を述べ、続けて「出版・映像を中心に豊富なIPコンテンツを持つKADOKAWAと、アニメや漫画を原作とする斬新な遊技機を数多く生み出してきたサミー、そして個性豊かなアニメーション制作スタジオを数多く傘下に持つウルトラスーパーピクチャーズ」によって共同で設立されたENGIは「3社の連携による強力なバックアップのもと、最新の技術を駆使した新しい映像表現によるコンテンツづくりに挑戦してまいります」と新たな映像スタジオ設立についてのコメントが出されている。

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