ゲンティン・シンガポール純利益73%減

2015.05.18 / カジノ

5月14日、「リゾーツワールド・セントーサ」を運営するゲンティン・シンガポールは、今年第1四半期の業績を発表し、純利益が前年同期比73%減の6,226万シンガポールドル(約56.2億円)だったことが明らかになった。不調だったカジノ事業のなかでも、VIP部門が振るわず大幅な減益となった。

同社が運営する「リゾーツワールド・セントーサ」の1~3月期のカジノ収入は4億9485万シンガポールドルで、前年の4億9485万シンガポールドルから26%減少した。発表によれば「VIPゲーミング事業が引き続きアジア市場の環境変化の影響を受けた」と、カジノ収入低迷の原因を説明。マカオ同様、中国人VIP客のカジノ離れの影響を示唆した。また、「この環境変化は中期的に改善することはないと予想されるため、運営および販売部門のリストラを行って対応する」としている。

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