オークラ進出リゾーツワールド着工/フィリピン

2014.10.16 / カジノ

10月1日、フィリピンのトラベラーズ・インターナショナル・ホテル社は、マニラに建設を計画している統合型リゾート「リゾーツワールド・ベイショアシティ(RWBC)」が正式に着工したことを発表した。同施設は、31万平米の敷地に複数のホテルやカジノ、オペラハウスや各種商業施設などを備えた統合型リゾート。開業予定は2018年。

トラベラーズ社は、カジノ運営企業ゲンティンとフィリピンの複合企業グローバル・アライアンスによる合弁企業で、現在、ニノイ・アキノ国際空港付近で「リゾーツワールド・マニラ」を運営する。RWBCは、フィリピン政府が推進する観光事業「エンターテイメントシティ計画」の一部で、同社がマニラに建設する2番目の統合型リゾートになる。今年9月には、ホテルオークラとの提携を発表し、380室を備える「ホテルオークラ・マニラ」の建設を発表した。「エンターテイメントシティ計画」は、2012年に開業したブルームベリー社の「ソレイユカジノ&リゾート」のほか、メルコクラウン社の「シティオブドリームス・マニラ」、ユニバーサル・エンターテインメント社の「マニラベイリゾーツ」の建設が現在進行中だ。

※画像は2009年に開業したトラベラーズ社の「リゾーツワールド・マニラ」と「リゾーツワールド・ベイショアシティ」に建設される「ホテルオークラ・マニラ」の完成予想図

オークラ, ゲンティン, トラベラーズ・インターナショナル・ホテル, ニノイ・アキノ, フィリピン, リゾーツワールド