ちょいパチ、算定書などについて解説/JAPaN勉強会

2016.04.18 / ホール

4月14日、一般社団法人日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク(略称・JAPaN)の定例勉強会が、台東区東上野の関東事務局で開催された。

当Webサイトで連載を務めていた高橋正人氏が代表を務めるJAPaN。今回はホール経営者・メーカー関係者ら10名が出席し、1コマ1時間、計3時間半にわたる勉強会となった。

第1部では、高橋氏とワクワクランドの涌嶋士郎代表が登壇。4月に発売された新台と、今後のホール運営について意見交換を行った。高橋氏は今後の甘デジ導入について「(賞球)4個返しの甘デジを導入すると、ベース値が約5%、玉単価が約10銭ダウンする。その点を踏まえると、甘デジの新台導入は様子を見た方がいいのではないか。今後登場する5個賞球の『ちょいパチ』を導入した方が、稼働率に期待が持てる」と語った。涌嶋氏は、5月以降のホール運営について「毎年ゴールデンウィークには新規のお客さまが増え、パチスロの単純告知系を中心に稼働が上がる。その時は『ジャグラー』のような人気機種だけでなく、単純告知系の機種すべてに注力し、勝負をかけるべき」とアドバイスを送った。

第2部は、株式会社スリーストン東日本営業部長の宮脇俊明氏と、同副部長の藤村栄詞氏が講師を務めた。同社が販売する遊技台傾き設定システム「傾 Shock system(ケー・ショック・システム)」の実演解説を行った。藤村副部長は、同システムがデジタル計測を採用し、高い精度と簡単な操作性を実現している点を強調。「従来のアナログタイプと違い、点検する人の身長や体格によって数値が狂う心配がない。また操作が簡単で、慣れればパート従業員の方でも扱える」と説明した。

第3部では、高橋氏がふたたび登場。パチンコ・パチスロ機種の「算定書」について解説した。高橋氏は4月納品機種から随時添付になる算定書について「今後(6月以降)、部品交換による点検確認が必須となるので、ホールの対応が必要です」と、準備の重要性を説いた。

次回の勉強会は、5月12日(木)13:30〜の予定。

写真2は甘デジの新台導入について説明する高橋氏
写真3は「傾 Shock system(ケー・ショック・システム)」の解説をする宮脇氏

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