【木曜】週刊でちゃう!「仕事人」最速ホールデータ

2014.08.07 / 連載

【連載】週刊でちゃう! 激裏レポート第14回

今回は「敏腕マネージャーがお届けする〝でちゃガ裏話〟」をお伝えする予定でしたが、急遽予定を変更して「ぱちスロ必殺仕事人」のホールデータを紹介したいと思います。当の本人であるマネージャーが白髪染めに出かけているようでして、まさかの捕獲失敗。まっ、あくまでホール関係者様向けのコラムということで、データ関連の方が需要があるかと個人的に思っておりますので、何名かの殿方さまには喜んでいただけるのでないでしょうか。

今回入手したデータは、某ホール様からいただいた新装導入週のものとなりますが、稼働状況はほぼフル稼働のため、IN・OUT枚数は省略させていただきます。各設定ごとの主な数値は以下の通りです。

設定① (計56台)

・ 勝率:33.9%・ 出玉率:95.6%・ ボーナス確率:1/221.8・ 最大MY:10628枚

設定② (計41台)

・ 勝率:39.0%・ 出玉率:96.1%・ ボーナス確率:1/208.1・ 最大MY:9304枚

  設定③ (計50台)

・ 勝率:38.1%・ 出玉率:99.1%・ ボーナス確率:1/196.9・ 最大MY:13256枚

設定④ (計27台)

・ 勝率:59.3%・ 出玉率:102.7%・ ボーナス確率:1/183.6・ 最大MY:8073枚

設定⑤ (計31台)

・ 勝率:54.8%・ 出玉率:100.7%・ ボーナス確率:1/177.8・ 最大MY:9601枚

設定6 (計27台)

・ 勝率:77.8%・ 出玉率:107.3%・ ボーナス確率:1/143.8・ 最大MY:9591枚

もっとも注目してほしいのが出玉率と勝率です。ART中はヒキの要素が強く、各設定20台〜50台分のデータで判断するのは早計かもしれないが、残念ながら全設定の出玉率がメーカー発表値のものを下回る結果となっております。特に低設定域は辛めの結果。総合的にみて、出玉率は前作の「ぱちスロAKB48(以降:AKB)」と類似しているため、扱い方もAKB同様に比較的甘めに設定を使っても十分成算がとれるのではないでしょうか。また、高設定投入時の見せ台としても十分活用可能なスペックとなっており、設定6のみ勝率は約80%ほどと抜群の安定感を誇る点にも注目していだたきたい。

 次に触れておきたいのがMYこと持ち玉数。最大MY数がもっとも低い設定4でも8000枚を超えており、設定不問で大量獲得に期待できる仕様であることが改めて分かります。計200台以上のデータの中で万枚を突破したのも1台のみ。同じようなゲーム性を搭載した某一子相伝系のAT機は2万枚を突破することもあり、操縦が効かないことで有名でしたが、やはり純増枚数の違いかそこまで跳ね上がることは極めてレアな模様です。また、ART中はフリーズやリールロック関連の演出の発生頻度が増え、他のAT機、ART機よりも消化に要する時間が多いという点も要因の1つではないでしょうか。

 なお、全データの最大MY値を平均してみると約2800枚。これは終日稼働していれば、1度は3000枚程度のビッグウェーブが訪れるということになります。また、偶数設定より奇数設定のほうがMY値の平均300枚ほど高くなっておりため、ART中は奇数設定のほうが出玉性能が優遇されている可能性があるので覚えておいて損はないと思います。前述の出玉率も低めなため、偶数設定をメインに使うといった方法も十分考えられます。小役確率やボーナス終了画面など、設定の偶奇で特徴がある要素も何点か搭載されているため、偶数設定を使えば必然的に稼働アップが見込めるはずです。

最後にユーザーの視点から注目すべき要素はというと、やはりボーナス確率でしょうか。ART中の出陣ボーナスもボーナス1回分としてカウントしてしまうホールが大半だと思いますが、素直に設定が高くなるほどボーナスが出現しやすいという見解で問題なさそうです。優秀台を狙う際はぜひともチェックしておきたい要素です。

本日より続々と様々な項目の解析情報が解禁される「ぱちスロ必殺仕事人」。これを機にぜひとも高設定を投入し、市場の反応を再度確認してみていただきたいと思います。

 次回は8月14日(木)更新予定です。

 

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