【木曜】週刊でちゃう! 激裏レポート第33回

2014.12.11 / 連載

初心に還ってステマコラムが再発動!!

先日、某店舗にて開催されている「でちゃう!」の看板タイトル「ザ・キックリターンズ」(通称キック)の取材に向かうため電車に揺られていると、となりのお歳を召したグループの方たちがこんな会話をしていました。

A 「この前出かけようと思って車庫にいったらよ、車のタイヤ4つ全部もっていかれちまっててよ〜」

B 「あいや〜、車体はあるのにタイヤがないってそんなドラマのような話あるかい。」

C 「それは完全にプロの仕事だな。間違いねぇ。」

とても物騒かつ残念です。そんな「笑ってはいけない通勤電車」的な現場に遭遇した編集部員のジャスティです。しれっと、今回のコラムのキーワードが出てきましたが、本日のテーマであるキックリターンズの取材にまつわるお話をしていこうかと思います。以前お伝えしたとおり、東京編集部に在籍していたダジマーが鹿児島にバシルーラ(業界用語で左遷の意味)されたため、さまざまな部署の人間がホール取材に駆り出されています。いえ、行かせていただいています。ということもあり、最近ではわたくしジャスティもホール取材に出向く機会が増えてきました。

そもそも「キックリターンズとはなんじゃい?」という方もいらっしゃると思います。単刀直入に言いますと、「ユーザーからもっとも支持率が高いあの設定が、設置台数の●割以上投入されますよ」というキャンペーンです。あっ、これけっこうギリギリのラインで表現していますので、取り扱いにはくれぐれもご注意を。とりあえず、頭の片隅にでも入れておいていただければ幸いです。正直なところ、キック開催時の出玉&稼働状況は地域や店舗ごとで大きく異なります。最近の傾向は以下のとおりです。

①「 ジャグラー」や「ハナハナ」など、巨額な赤を打ちにくいかつ端から見ても高設定がわかる機種の配分を厚めにする

② 「サラリーマン番長」や「スーパービンゴネオ」など、設定は判別しにくいが店舗の看板機種である爆裂AT機に高設定を多投する

③ 設置台数こそ少ないが「まどかマギカ」や「バジリスク絆」などの設定判別要素が豊富な機種に高設定を使ってアピールする

こんな風に、店舗ごとの営業方針が顕著に現れているのが伺えます。中でも、比較的ユーザーから好評なのが、①や③といった設定が分かりやすい機種に高設定を投入するパターンです。このような配分をしている店舗にはリピーターが集まりやすい傾向にあり、稼働状況も回を重ねるごとに良くなっているとの報告も挙がっております。中には、全台系の機種を作るホールさんも少なくはないです。また、その反面当日の取材(一部地域を除く)では、せっかくの高設定が埋もれてしまい出玉感が今一つに終わってしまうパターンも場合によってはあります。ですが、そこは我々敏腕編集部員がどんな手を尽くして(?)でも、稼働状況&大量出玉をアピールしてみせますのでご安心を。今のAT・ART機は操縦が効かない機種が多いことは皆様承知の通りかと思いますが、撮影の際には仮に誤爆だとしても大歓迎。なんなら、何台か並んで出ているものに関してはとてもいい絵になります。ホール内では取材に伺った編集部員が目を光らせてシャッターポイント模索しておりますので、ホール様が満足のいく結果報告ページが作成できるかと思っております。

今回はここまで。今後も、「でちゃう!」の各種eキャンペーンをよろしくお願いします。

次回は12月18日(木)更新予定です。