「Pepper」と製品が連動するロボット接客を公開

2016.02.17

2月16日、グローリーナスカ株式会社は新製品展示内覧会と「来る遊技業界の大変革期を乗り切るための対策とは!?」をテーマにしたセミナーを東京スカイツリーイーストタワー内の同社ショールームと会議室で開催した。

内覧会は同社ショールームで行われた。参考展示されたのは、瞬時に顔を照合して来訪者を検知する「来訪者検知システム フェイスコープ」、カセット式で簡単に島レイアウトができる紙幣搬送システム「G-FREE」、ソフトバンク製ロボット「Pepper」に会員管理システム「P・BANK EXSIM」の情報をアプリで組み込んだ「ロボット集客サービス」など。顔を中心に「100カ所」の特徴を検出して認証する「フェイスコープ」の性能をはじめ、「Pepper」のあいさつする動き、胸に備え付けられたタブレットに会員勧誘情報を表示する「ロボット接客」の仕組みを来場したホール関係者は熱心にチェックしていた。

午後から同社会議室で行われたセミナーには、200名以上が参加し満員となった。第1部は遊技業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏が登壇。「最新業界情報」をテーマに自身による現状分析と今後の予測を語った。

2月10日に日工組より発表された「遊技くぎ」問題に関わる撤去リストに関して、リストに載った機種は部品交換も中古機再設置もすでにできない状態であることを説明。また、次回のリスト発表時期に関しては「おそらく検定切れが近いMAXタイプないし、320分の1以下の大当り確率の機械から、何回かに分けてリストが公表されていくだろう。ホールの皆さんはそういう機械から部品交換するのか、入れ替えるのか、転売するのかを早急に決めるべき」と語り、「第2弾撤去リストは第1弾の撤去期限が決まるまで出ないのではないか」とも予測。

また、同セミナーで講演された別のテーマ「ぱちんこ・パチスロの自主規制」に関しては、「今後も自主規制は進み、パチスロもパチンコ同様に射幸性の抑えられた機械に変わっていくだろう」と語った。

第2部ではグローリーナスカ商品戦略部部長・茂木純一氏が「置き引き対策」と「依存(のめり込み)について」の問題背景を解説。その対策として有効なのが同社の顔認証来店者検知システム「フェイスコープ」であると紹介した。また第3部はグローバルアミューズメント株式会社・青山真将樹氏による「ヤル気のある社長・幹部に聞いてほしい業績向上5つのポイント」をテーマにした講義が行われた。

写真1〜3は内覧会場で新製品の説明を受けるホール関係者
写真4は200名以上のホール関係者がつめかけたセミナー会場
写真5は「最新業界情報」を語るPOKKA吉田氏

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