「エンタープライズ」大型バージョンアップで業界インフラ目指す

2018.12.25 / メーカー

12月25日、メディアシステム社はクラウド型情報分析システムの「エンタープライズ」を大型バージョンアップした「Enterprise Ver.2」の発表記者会見を同社会議室で行った。

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12月25日、メディアシステム社はクラウド型情報分析システムの「エンタープライズ」を大型バージョンアップした「Enterprise Ver.2」の発表記者会見を同社会議室で行った。

エンタープライズは2009年11月から九州エリアでサービスを開始し、以降8年間で契約社数600社、店舗数では4000店舗、設置機種数では270万台の機種データを保有するまでに発展した。エンタープライズでは、商圏内など他店の稼働状況の速報値などがランキング形式で表示、閲覧することができる。1店舗あたり月額30万円程度(同社調べ)をかけて行われている頭取りなどによる他店舗調査の費用を抑えて、他の部分に還元できることが目的でスタートした。



記者会見の冒頭で、同社ゼネラルマネージャーの碓氷裕之氏(写真上)は、「費用削減というのが1つ。そしてもう1つがデータ分析の恒常性です。さまざまなお客さまと会話をする中で、ビジネスとしてさまざまなジャッジを下す中で、他店舗調査をその指標として使っているとお聞きしました。しかし、1店舗あたり4,5店舗の他店舗データを基に未来を予測するしかない。その分母が大きくてもっと信ぴょう性があるデータだったら、もっと未来を予測するために有効活用していただけるのではないかとエンタープライズを始めました」とエンタープライズの成り立ちを説明した。

続いて「Enterprise Ver.2」が大きく変わった点を開発に携わったマネージャーの新谷慎吾氏(写真上)が説明した。「Enterprise Ver.2」では、データ処理速度が大幅な改善し、また分析機能が拡充された。従来のサービスでは1年間などの長期データを集計・分析をかけると数分かかっていたが、Enterprise Ver.2では数秒でデータの処理を完了させる。また、新機能「機種ランキング」では、3つのエリアに分かれた機種の稼働ランキングを同時に表示することが可能となった(例:自店データ、東京都データ、商圏エリアデータ など)。

機種のデータは中古機相場のP-SENSORと提携しており、リアルタイムに中古機価格の推移が見ることも可能だ。

「店舗ランキング」はグーグルマップと連動しており、気になる店の周辺店舗の稼働状況がアイコンで表示されたり、ストリートビューもそのまま使用できる。地図上で半径1キロ圏内などと設定することもでき、今後は「ドライブタイムで◯分以内」などと機能を拡張していく。

本サービスは2018年10月ですでにリリースされており、既存会員はそのまま無料で移行することができる。2019年の10月頃までには全会員がEnterprise Ver.2に移行完了を目指している。全会員の移行が完了でき次第、現在の「エンタープライズ(Ver.1)」はサービス終了となる。同社ではより早く機能を拡充させたEnterprise Ver.2を「業界インフラ」とし、会員拡大を目指している。

 

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