JGCでセガサミー・里見COOがカジノ進出に意欲

2017.05.15

ジャパンゲーミングコングレス(JGC)が5月10日と11日の2日間、東京都港区の「グランドハイアット東京」で行われた。

JGCは、カジノやIRイベントを手がけるクラリオン社と博報堂が共同主催する国際セミナー。第二回目となる今回は、日本カジノ合法化を控え、世界からゲーミング関連企業や専門家、マスメディアなど約400名が集まった。

セミナーではIR議連の国会議員によるパネルディカッションやカジノオペレーターによるプレゼンテーションが行われた。パネルディカッションでは議員から「秋の臨時国会で『実施法』の可決を目指す」、「『IR=カジノ』といった誤った認識を払拭する」、「依存問題にいち早く対応する」といった意見が出た。プレゼンテーションでは日本へのカジノ進出を目指すシーザーズ、ギャラクシー、MGM、メルコ、ウィン、サンズがそれぞれスピーチ。各社が自社の歴史やIR運営実績を紹介する中で、サンズは依存症対策について説明した。

また、国内企業としてカジノオペレーターのプレゼンに参加したセガサミーホールディングスは里見治紀COOがスピーチ。宮崎シーガイア、および韓国パラダイスシティでの実績を紹介するとともに、日本のIR開発ではより大きな出資比率を握りたいことや、海外オペレーターとのパートナーシップについて準備を進めていることを明かした。

写真1はIR議連によるパネルディスカッション
写真2は依存症対策について語るマリーナベイ・サンズのジョージ・タナシェビッチCEO
写真3は国内でのカジノ事業への意欲を示した里見治紀COO

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