【ベスト8進出アベレージ7万点オーバー】ハイレベルすぎる超ディスクアッパー選手権2024、東京予選が開催!

2024.01.14 / コラム

1月14日秋葉原ベルサールで、サミー株式会社主催の「超ディスクアッパー選手権2024予選」が行われた。目押しに自信があるスロッターたちが腕を振るう大会で、本大会を勝ち進むと2024年3月17日に行われる「ユニバカ×サミフェス2024」で開催予定の「超ディスクアッパー選手権2024決勝大会」に出場する権利が与えられる。 

「超ディスクアッパー選手権」は年々ユーザーの間でも認知度があがってきており、今年で第3回を迎えるP-SPORTSとなっている。 

P-SPORTSとは?
株式会社サミーが商標登録している競技で、大衆娯楽であるぱちんこ・パチスロにおける新たな遊びのカタチです。遊技におけるスキル(技術)を中心に“スポーツ”と捉えた『今までにない新しい競技カルチャー』と定義しています。

大会としては賞金が用意されており、個人戦優勝賞金が331万円、当日開催されるパチンコ版P-SPORTS「天運勝舞」なども合わせると賞金総額500万円と豪華な大会である。

この大会でもっとも必要なのは己の目押し力だ。ホールでの立ち回りや、設定狙いといった勝つためのスロッターとの動きとは異なり、目押しの速さと正確さを持って打てるかを競い合う競技となっている。また目押しだけでなく、停止形に応じた最適解や、アドリブを効かせたフォローなど状況に応じた瞬間的な判断が必要だ。会場は熱気であふれており、参加者による激闘が繰り広げられていた。 

一斉に開始のため、参加者の緊張感の高まりを感じた。

参加したユーザーの声をきいてみると「緊張して、思ったところが押せなかった」や「実力しか出せないため、やることをやるのみ」という声が聞こえた。

そんな中で、当日枠が開いているということで、サミーからお声がけいただきPiDEA X編集部も飛び入り参加することに。

超ディスクアッパー選手権の予選は1stステージと2ndステージに別れており、1stステージでは左リール中段のみのビタ押しで合計1万点以上、2ndステージでは全リールに指定図柄をビタ押しで合計1万2000点以上を獲得することで、予選のファイナルステージに出場できるようになっている。

飛び入り参加ということで全身が震えるほど緊張したもののなんとか1stステージは突破できた。そして迎えた2ndステージ(以下動画)。

残念ながら結果は目標点数の半分ほどで、脱落となってしまった。

普段から技術介入機を打ちこんでいたのだが、目押しのスピード感よりも、ビタ押しを確実に決める安定感も必要だと感じた。というのも、一発勝負という緊張感が大きく、スピード感を意識してもミスが多く生まれ、点数が思うほど伸びなかったからだ。また、自分の打ちやすいプレースタイルを確保するために座った際に椅子の高さ調節をしなかったことも思うほど点数が伸びなかった要因としてあげられる。もちろん、「超ディスクアッパー選手権」に出場するほど実力が足りていなかったことが1番の失敗要因なのだが、貴重な経験をさせてもらった。

それはさておき、一方で同会場では「天運勝舞2024」の予選大会も開催。本大会専用の「北斗の拳」の筐体を用いて行うのだが、これがまた面白い。パチンコといえば大当りこそ目指すべきところだが、この大会は回転体に玉を早く入れることが目的となっている。玉が入るとケンシロウがラオウに攻撃を与える仕様になっており、いかにラオウを早く倒せるのかを競い合う。大会のルールは以下の通りだ。

①制限時間は120秒以内
②筐体下部にある回転体に玉が入ると弱・中・強いずれかに入賞、合計20ポイントのダメージを与えるとクリア
③結果はリザルト画面のタイムで計測。

回転体に玉が入るのは運要素が強いため、パチンコ初心者でも楽しみやすい競技となっていた。こちらは超ディスクアッパー選手権よりも和気あいあいとした雰囲気で、参加者がクリアするたびギャラリーから拍手が起こっていたことが印象的だった。 

「天運勝舞2024」の大会風景

さて、ここからは超ディスクアッパー選手権の各部門の結果発表となる。まずは個人戦の結果発表だが、ベスト8に勝ち進んだ参加者の平均点を見てみると、約71,200点ともはや異次元の戦いとなっていた。

決勝戦にコマを進めたのはすぎさんとスポンジさんの2人。この2名が東京予選を勝ち抜き、ユニバカ×サミフェス2024決勝のチケットを握ることとなったのだが、実はこの戦い、第1回ディスクアッパー選手権の決勝でもぶつかりあった2人でもある。お互いの技量を熟知した決勝戦。軍配が上がったのは……

 

 

 

個人戦結果発表

優勝:95,600点 スポンジさん

準優勝:71,820点 すぎさん

どうしたらこんな点数が叩き出せるのか理解が追いつかなかった。特にスポンジさんはビタ押しの精度がかなり高く、最高水準の評価でビタを決め続けた結果、9万点オーバーという結果を叩き出していた。また以下は女性によるシンディカップや今年から始まった団体戦、学生団体戦などで決勝に進んだ参加者の結果となる。

シンディカップ
優勝:まるみさん(18,010点)

準優勝:あやことさん(14,730点)

団体戦

優勝:団体戦があると聞いたさんチーム:48,450点
準優勝:ニロさんチーム

学生団体戦

ショーイチさんチーム

 

ここに名前を連ねるということはパチスロ目押しのある種の到達点である。3月17日(日)に東京ビッグサイトで行われる「ユニバカ×サミフェス2024」で開催する、「超ディスクアッパー選手権2024決勝大会」では全国の予選大会を勝ち進んだ猛者たちが集まることとなる。いったいどんな点数が叩き出されるのか期待と注目が集まる。

 

 

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