2025.04.17/組合・行政
ホール駐車場が地域の本棚に。アイゼン上之町店「移動図書館ララ号」の拠点として社会貢献
2025.10.08 / ホール10月7日、香川県遊技業協同組合は同組合加盟店の「アイゼン上之町店」(香川県高松市)が、地域社会への貢献活動の一環として、高松市図書館の移動図書館「ララ号」の巡回拠点として店舗駐車場を無償提供したことを発表した。

この取り組みは、高松市図書館から「月1回・1時間程度の利用スペースを提供してほしい」との相談を受けて始まったもので、警察および全日遊連の指導のもと、安全面や法的問題の確認を経て実施が決定。初回は9月29日(月)午後1時50分から1時間にわたり、同店の広い駐車場を活用して、本の貸し出しサービスが行われた。
当日は地域の高齢者や子どもたちなど13組の利用者が来場。それぞれ思い思いの本を手に取り、読書を楽しむ姿が見られた。店舗責任者は「本を通じて世代を超えた交流が生まれ、温かな空間となった」と語り、利用者からも「アクセスがよく、駐車スペースも確保されていて助かる」といった声が寄せられた。

アイゼン上之町店は、今後も月1回の定期巡回を予定しており、「安心・安全をモットーに、地域社会とつながる活動を継続したい」としている。
同店の駐車場は250台を収容可能で、今回の移動図書館用には10台分のスペースを確保。さらに、同店は警察官の立ち寄り所としても登録されており、災害時には県警との防災協定に基づく防災拠点としての役割も担っている。
地域の暮らしに寄り添う「ホールの新しい社会貢献」の形として、今後の展開にも注目が集まりそうだ。

