ウクライナ避難民支援事業で社会貢献大賞を受賞/第18回社会貢献大賞

2023.07.26 / 組合・行政

7月20日、第18回目の社会貢献大賞表彰式ならびに2023年度助成金贈呈式が東京新橋の「第一ホテル東京」で開催された。

同式典は一般社団法人パチンコ・パチスロ社会貢献機構(宮廻正明代表理事)の主導の元、行われた。今年は、26都府県方面組合から60件の申請があった(昨年は28都府県方面組合から72件)。2023年度、社会貢献大賞を受賞したのは、神奈川県遊技場協同組合で「神奈川県が行うウクライナ避難民支援事業に対する支援」事業を行なった。

ロシアのウクライナ侵攻を受け、神奈川県に避難している避難民支援に取り組む県に対し、避難民のために確保している県営住宅5部屋で使用する家財道具(テーブル、いす、冷蔵庫、洗濯機、寝具)を迅速に取りそろえ、4月に贈呈。その迅速な対応が評価され大賞に選ばれた。

同組合を代表してあいさつを行った伊坂重憲理事長は「今回の支援事業は、新聞や地元テレビ局でも大きく報道され、多くの企業や団体にもウクライナ避難民の存在が認知され、後の支援活動の呼び水にもなったと思います。いつの日か避難民が帰国できるようになるまで全うしたいです」と今後、継続する意向を述べた。

表彰式では他にも都府県方面部門・支部組合部門・組合員ホール部門と部門ごとに最優秀賞と優秀賞の表彰。各部門で最優秀賞、優秀を受賞した事業は下記の表の通りだ。 

2022年度の社会貢献・社会還元の拠出総額は合計で約8.7億円を超えている。その内訳はパチンコホールが約4.3億、都府県方面で約3億、支部組合が約1.1億円、社会貢献機構が約0.3億円となっている。 

2022年社会貢献活動年間報告書(ダイジェスト版)より抜粋

同時に行われた助成金贈呈式は、2022年11月7日から12月9日までの期間で、パチンコ・パチスロ依存問題の予防と解決に取り組む事業・研究への支援など3つのテーマで募集した結果、112件の申請があった。2022年3月15日に行われた審査の結果、一般助成16件、特別助成1件、特命助成1件と合計18件の事業へ合わせて3,114万円の助成を実施した。

パチンコホールおよび、各都府県方面の組合、支部では多くの社会貢献が行われている。その活動は多岐にわたり、地域・社会に強く貢献する内容ばかりだ。しかしながらまだまだ世間一般的に周知はされていないように感じる。まずはエンドユーザーにも伝わり広く認知されることで業界の大きな功績が認められ、業界全体の印象が変化するはずだ。

社会貢献
Ka Mê Chằng9ヶ月

素晴らしいです~

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