6号機の中でも貴重なA+ART機がスマスロで登場!終わる気がしないARTを搭載した「ラブキューレ2」に注目
2023.07.27 / その他情報大手法人機械対策課SH@CKの新台講座#308
今週の紹介機種は「L防空少女ラブキューレ2~極限の共鳴~」
2023年8月6日週導入開始予定
メーカー:KPE
全国5,000台予定
L機がリリースされて約9ヶ月が経過し、今年のお盆までに16機種がリリースされることとなる。L機は激しい出玉性能を有し、コイン単価4円を超える高単価な遊技機によって鮮烈なデビューを果たした。一方で「北斗の拳」の様にコイン単価3円程度のゲーム性が優れた遊技機が市場牽引をしている状況にある。
そんな中で6号機の中でも希少で、L機では初となるA+ATのリアルボーナス機がリリース開始となる。どうしても鮮烈なデビューから「L機=高射幸」と認識されがちな市場となってきてしまっているので、L機でも様々な単価・ゲーム性の遊技機がリリースされるのは良い傾向と言えるだろう。昨年2022年1月に5号機が撤去されてからはA+タイプの実績は高い推移となってので、「L防空少女ラブキューレ2~極限の共鳴~」にも高い実績とL機の間口が広くなることにしたい!
そんな本機は前作と同様の低純増のA+ART機となっている。基本情報は表にて確認しよう。
スペック
《基本スペック》
設定 | BB確率 | RB確率 | 合算確率 | RUSH確率 | 出率 |
設定1 | 1/299.3 | 1/448.9 | 1/179.6 | 1/549.4 | 97.9% |
設定2 | 1/297.9 | 1/445.8 | 1/178.6 | 1/527.8 | 98.7% |
設定3 | 1/296.5 | 1/442.8 | 1/177.6 | 1/485.5 | 100.3% |
設定4 | 1/295.2 | 1/439.8 | 1/176.6 | 1/421.3 | 104.2% |
設定5 | 1/293.9 | 1/436.9 | 1/175.7 | 1/403.7 | 105.1% |
設定6 | 1/292.6 | 1/434.0 | 1/174.8 | 1/384.9 | 108.0% |
≪通常・AT仕様≫
50枚ベース | 約35G |
タイプ | A+ART |
ART仕様 | 押し順ART・約1.1枚/G※ボーナス込み約1.6枚/G |
BB詳細 | 150枚 当選時状態に寄るRUSH抽選 消化中7揃いにてRUSH当選 BB EX時7揃い確率10倍 ※BB比率 EX15%:BB85% |
RB詳細 | 40枚 当選時状態に寄るRUSH抽選 消化中7揃いにてRUSH当選 |
RUSH詳細 | ATR1.1枚/G 初期ゲーム数変動タイプ※MIN40G レア役ゲーム数&SET数上乗せ BAR揃いで30G/SET×50%~90%LOOPへ移行 ※LOOP転落後は通常RUSHへ |
上位RUSH①詳細 | 通常時500G~999G間BB成立で抽選 900G~999Gは当選濃厚 吸込み枚数を規定枚数として、規定枚数放出迄ゲーム数減算停止 ※消化中上乗せ性能UP |
上位RUSH②詳細 | ボーナス当選時の抽選 ED(差枚2250枚)中のBB当選 無限RUSH※BB当選時80%LOOP EXゲーム数中のBB当選は100%状態継続 |
有利区間移行詳細 ※シームレス性能 |
上位RUSH②へ |
天井 | ボーナス&RUSH間1000GでRUSH当選 |
初当り期待値 | 約501枚 |
コンプリート機能 | 搭載 |
上記の基本スペックより前作とは異なり、通常時からのRUSH抽選は天井以外搭載されていない仕様で、なおかつボーナス確率には設定差がほとんどないタイプとなっている。設定差はRUSH確率に大きくあるので、通常時の状態移行率に設定差がある仕様となっている。
本機は通常時の高確率状態の他にゲーム数に応じた特殊モードに滞在しており、1~499Gは本機最強フラグとなる上位RUSH「SONIC」の抽選を行い、500G~999Gでは規定枚数放出迄減算停止のRUSH「VictoryAssist IGNITION」の抽選モードとなっている。900G~999GでのBB当選は「VA」濃厚となっている。
そして、本機はART機となっていることから、ボーナス当選後はRT状態への移行までの準備中が存在し、準備中はBARぞろいのチャンスとなり一定数のハマりで抽選状態が向上する仕様ともなっている。L機たる有利区間シームレス性能となる無限RUSH「SONIC」は同社機「ボンバーガール」と同様にBBによる有利区間リセットを条件として抽選をしているので、80%のシームレス性能を有しているのである。
RUSHはゲーム数&SET数上乗せを行い、出玉を伸ばすフローとなっており、「SONIC」以外での特殊RUSH状態でも通常RUSHのゲーム数は上乗せする仕様で、通常RUSH移行後に消化する仕様となっている。「SONIC」ではBB当選時の80%LOOP抽選から漏れた際に終了してしまう仕様から、ゲーム数の上乗せはないが継続保証ゲーム数となる「EXゲーム」を上乗せするゲーム性となっている。
演出
演出は、前作とはスペックが大きく異なることから、通常時は内部状態を示唆する演出がメインとなっており、リアルボーナス搭載機ならではの出目演出は豊富となっている。そして、ボーナス中は前作同様に3つの告知方法にて任意で選択可能となっており、終了画面での設定示唆も搭載している。RUSH中はゲーム数上乗せとボーナス当選をメインとした演出となっている
本機「L防空少女ラブキューレ2~極限の共鳴~」の訴求ポイントは「スペック」となる。
前作は高実績ではあったものの5号機撤去の背景から稼働を伸ばしたものでもあり、最終的な設置台数からもコンテンツの訴求そのものは効果的とは言えないだろう。ただし、スペック訴求については6号機はともなる『無限RUSHパワーアップして復活!BB80%LOOP!』が一番効果的となるだろう。他には『ハマり台は“VA”RUSHに期待!900G台のBB当選で突入濃厚っ!?』など天井を目指す過程に大チャンスがあることを訴求するのも効果的となるだろう。
そして、「ボンバーガール」と同様でED中の枚数調整は「知らなければ得られない恩恵」となっており、一部のホールではこの恩恵を得る為に故意に枚数調整を行うことを禁止している店舗もあったので、訴求を行うことで禁止していないこともアピールできるだろう。
