遊技機の運送、共通ユニット、不同意性行等罪について報告・言及/全日遊連理事会

2023.05.18 / 組合・行政

5月16日、全日遊連は都内の「遊技会館」で理事会を開催。また、終了後にはZoomによる記者会見も行った。

理事会のあいさつ阿部理事長はギャンブル等依存問題啓発週間(5月14日〜20日)への取り組みについて組合員に謝辞を述べるとともに、啓発週間後もポスターや動画の店内掲示の継続、指導を呼びかけた。

ホールにおける広告宣伝への対応状況についてでは、他団体との協議状況、また「法令違反等と疑われる広告宣伝を行った店舗の情報提供システム(以下.情報提供システム)」の運用状況などについて説明。これに関しては理事会後の会見で、各ホールの事例をもとにQ&Aを作成中であることや、「情報提供システム」に30数件の情報が寄せられていることが報告された。

また遊技機流通制度連絡会の開催結果についてでは、運送業界が抱えている、いわゆる「2024年問題」に関して、同年からの働き方改革によって、ドライバーの時間外労働の上限が規制されることになり、遊技機の運送など、業界にも大きな影響を与えることになると注意を促した。

これについて阿部理事長は会見で、「夜間納品から営業時間中へ移行や、遊技機の適切な管理と取扱いの観点などもあるので、地域性含めて問題点を出し合って対応していきたい。また遊技機の大型化の傾向は、運賃にも関係があり、メーカーと連携した対応も求められる」と会見で語った。

さらに、理事会のあいさつの中で、議題とは別に、認証協との会議の際に「(認証協では)共通ユニットは十分に確保されている」との説明があったことや、3月14日に「不同意性交等罪」が閣議決定されたことを受けて、セクハラや性的行為に対して十分に配慮してほしい旨を組合員に促した。

 

 

 

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