2023.03.14
5月15日の大引け後、円谷フィールズホールディングス<東証プライム2767>が2023年3月期の本決算を発表した。
売上高は1171億2500万円(+23.4%)、営業利益は109億5000万円(3.2倍)、経常利益は112億1800万円(3.1倍)、純利益は82億2100万円(3.3倍)で着地。華々しい決算内容となった。
また、2024年3月期の業績予想も同時に発表し、売上高は1230億円(+5.0%)、営業利益は120億円(+9.6%)、経常利益は122億円(+8.7%)、純利益は85億円(+3.4%)と、3期連続の増収増益となる内容であった。
Pゴジラ対エヴァンゲリオンやパチスロ犬夜叉が好調だった遊技機販売だけでなく、コンテンツ事業における中国のライセンス収入が、前年の15億円から55億円へと大きく向上した。
さらに、東京証券取引所の掲げる「上場維持基準」のうち、株主数、流通株主数、流通株式時価総額、流通株式比率、そのすべてが適合基準に達したと発表。株式は大きく買われ、今日16日の前場終値時点で、前日比16.5%高となる2062円まで上昇し、東証プライム市場の値上がり率ランキング2位に位置している。