パチンコ業界は諦めない! 二度の屈辱を胸に必ずや栄光を

2022.07.13 / 組合・行政

7月10日、第26回参議院議員通常選挙の投開票が行われ、全日本遊技産業政治連盟(以下、政治連盟)の推す木村義雄氏は、あと一歩のところで当選を逃した。

「この度の選挙では皆様の多大なる応援を頂戴し誠にありがとうございました。選挙戦を通して113,913人の方々にご支援頂いた事、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様から頂いた応援を糧にお役に立てるように精進して参ります」

支援者に対してそう感謝した木村氏は、自民党の獲得議席18に対して20位。11万票以上を積み重ねたものの、当選までわずか4,840票及ばなかった。3年前の参院選で押し立てた尾立源幸氏は92,882票で23位。当選ラインまで38,845票と惨敗したことを考えれば、まさに〝あと一歩〟まで迫ったことになる。

投票日直前、安倍晋三元首相が銃弾に倒れ、異様な雰囲気での選挙戦となった。開票開始の午後8時の時点で選挙区は自民と維新の大勝、立憲と共産の敗北がほぼ確定。事前の予測通りの展開だったが、比例区は翌朝まで最後の1議席を争い、木村氏はまさにその当落線上にあった。

パチンコのSPリーチよろしく最終ギリギリまで分からぬ展開だったが、比例区は著名な芸能人や漫画家、歴戦の組織内候補が集う。国会議員バッジは一朝一夕に得られるものではなかった。

失意のうちに前を向くのは容易ではない。それでも政治連盟の阿部恭久会長は11日、投票した人々へ感謝するとともに、今後の政治連盟の活動へ協力を求めた。すなわち、パチンコ業界は諦めないとの姿勢をトップが打ち出したのだ。前回の尾立選挙に続く二連敗。二度あることは三度あると言うが、我々は「三度目の正直」を信じたい。

これから3年かけて、全国18カ所の職域支部をフル回転させ、族議員を誕生させる意味と意義、得られるメリットを業界内に広く浸透させよう。上意下達の命令だけでなく、政治連盟全体が日常的に動き、頭を下げ、握手を求め、政治の意味を語り続けよう。頭を下げた回数分、握手をして感じた熱の分、1票は積み上がってゆく。二度の屈辱を胸に三度立ち上がり、必ずや栄光をつかもう。

阿部会長は、政治連盟の活動に忌憚のない意見を募っている。今後の戦い方について意見のある人は、率直にぶつけてみるのも良いだろう。意見を受け止める窓口を早急に作り、集約し、戦略に組み込んだ上で、3年後の勝利へ向けてのロードマップを我々に示してほしいところだ。

以下、木村義雄のTwitterより。

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