大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Sサラリーマン金太郎」

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は11月4日導入開始予定「Sサラリーマン金太郎MAX」（EXCITE）全国10,000台

漫画から始まり様々なメディアミックス展開により、誰もが知るコンテンツとなった「サラリーマン金太郎」のパチスロ最新作が遂にリリース開始！
業界では過去にパチンコ1機種・パチスロ4機種がリリースされており、本機で6機種目。本機は初代を意識した作りで、「まだまだぁ～！！」という継続セリフの概念をおそらく業界で初めて浸透させた初代の演出を強く活かした仕様となっている！

スペック

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そんな本機は6号機最高峰のAT純増8.0枚となっており、基本情報は以下となっている。

《基本スペック》

設定	金太郎ルーレット（BONUSorRUSH）確率	金太郎チャンス（RUSH）確率	出率
1	1/319	1/760	97.5%
2	1/309	1/736	99.3%
3	1/303	1/713	101.2%
4	1/296	1/695	104.0%
5	1/289	1/669	107.7%
6	1/282	1/653	112.0%

《通常・AT仕様》

50枚ベース	約50G
初当り契機	ゲーム数・直撃・CZ（法被経由）
天井情報	750G+α
AT純増	8.0枚固定（BB&RUSH）
AT仕様	押し順＆第三停止リール2色目押し
RUSH仕様	ベルナビ回数（5 or 10 or 20 or 30 or 100+α）
RUSH中上乗せ	ナビ回数
ナビ回数上乗せ契機	レア役（上乗せ確定）・ハズレ連続・継続時・上乗せ時
BONUS獲得枚数	赤7：約70枚、青7：約120枚
RUSH間インターバル	MAX50G

本機は通常からの初当り時に、疑似ボーナスかRUSHのいずれが選択される『直RUSH』のフローを搭載した点が特徴だ。そのため疑似ボーナスの突破型ではなく、初当り時いかにRUSHを取れるかが勝負の分かれ道となる。
その選択は『金太郎ルーレット』にてジャッジされるのだが、ルーレット1G目に「赤7 or 継続」のジャッジを行い、継続が選択されれば2G目に「青7 or RUSH」のジャッジを行う。そして、ジャッジは1・2Gともに50%ずつの振分で、このルーレットの選択が大きく展開を左右するのだ！ただし、RUSH選択率は単純な50%×50%の25%だけではなく、ルーレット当選までに不利な出来事などで『金爆』を獲得出来ていれば1個につき1回のルーレットをクリアする補助システムが搭載されており、2個の『金爆』を獲得していればルーレット発生時はRUSH確定！

RUSHはセット毎のベルナビ回数管理となっており、ナビ回数を様々な契機で上乗せして出玉を伸ばすタイプとなっている。初当り時のナビ回数は10回以上が選択され、セット数も2回以上が濃厚。ただし単発であった場合は設定⑤⑥が濃厚となるのだ！

RUSH終了後は引き戻しゾーンへ突入し、セットストックがあった場合は再度RUSHへ突入する。
ボーナス・引き戻しゾーン終了後は有利区間リセットとなるのだが、非有利区間時はRUSH直撃のチャンスとなる。

演出

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過去シリーズのような劇画風や3Dとは異なり、アニメ画がメインとなっている。演出仕様が初代を踏襲している事もあり、『RUSH継続』に重きを置いた演出や引き戻しゾーンでの『竜太出現』など懐かしさを感じる仕様にもなっている。

ポイント

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本機「Sサラリーマン金太郎MAX」の訴求ポイントは『コンテンツ＆スペック』となる。アニメーションタッチに違和感を覚えるユーザーも少なくないかもしれないが、非常に重要ポイントになる『スペック訴求』を重点的に行い、コンテンツはアイキャッチ程度で十分だろう。

注意すべきは『目押しの必要性』『純増8枚』『金爆』『直撃ゾーン＆天井』の各訴求。遊技をするにあたり必要な情報となるので重要だ。

 

本機は6号機最高峰純増の「Re:ゼロ」と同等の8枚だ。だが、インターバルが存在する事やコンテンツのターゲット層が若年層ではないため2色目押しがハードルとなる事などの影響があり、ユーザー動向に注意が必要となるだろう。

販売的な話ではかなり足元を見た販売で、地域ごとに導入差が大きかったり、法人によって台数差が発生する可能性もある。なので導入が決まっている店舗においては、十分に導入アピールをするべきだろう！

とは言え、個人的にはこのような販売方法によって起こり得る各店の営業力差は本意でもない投資に繋がりかねない。その矛先は結局のところユーザーが負担することになり、業界にとって良いとは思えず、健全なものとは言えないと感じてしまう。この先このような販売が増加しない事を祈りたい。