大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「Pクイーンズブレイド3」

2019.10.07 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は10月21日導入開始予定「Pクイーンズブレイド3 レイナVer.」(高尾)全国5,000台

高尾機種の中で史上NO.1の実績を残した「CRクイーンズブレイド2レイナVer.」の正統後継機が新規則でリリース開始!

補足となるが直近に登場した「美闘士カーニバル」は「2」のリメイクであり、本機が正真正銘の「3」だ!「2」は2015年末頃に始まったベース規制内規の初頭にリリースされた機種で、「CR北斗無双」と同内規での機種である。
その後半年程度で、『ベース30』『継続率65%』『総量6400個』とより大きな内規変更が行われた。「2」はこの内規の差により唯一無二の市場貢献機となったのだ!現市場においても「2」の実績からくるブランドイメージの影響もあり、上記の大きな規制をもった機種の中でも同社機「CR一騎当千Ⅲ」は“2000発当り非搭載機”でありながら希少な高実績を残し、今も多く現存している。本機も追随して市場を湧かせる事に期待したい!

スペック


そんな本機のスペックはシリーズ後継機らしく、約1/319のV確STタイプ。基本スペックを前作と比較して確認してみよう。

《比較表》

比較項目 Pクイーンズブレイド3 CRクイーンズブレイド2
通常時大当り確率 約1/319.9 約1/319.6
確変中大当り確率 約1/49.8 約1/76.2
確変仕様 V確ST V確ST
RUSH突入率(時短込) 約50.5%(60.24%) 約50.0%(63.45%)
RUSH継続率・平均連荘回数 約86.8%・約7.6回 約79.5%・約4.9回
時短回数・ST回数 70回・100回 100回・120回
RUSH中最大払出 1,350個 1,920個
RUSH中最大払出比率 10% 70%
RUSH期待値(BA非考慮) 約5,796個 約6,657個
RUSH中大当り間時間 平均3分15秒 平均5分5秒

《大当り振分 特図1》

ラウンド数 時短or確変(ST) 出玉(払出) 振分
3R 時短 405個 49.5%
3R 確変 405個 49.5%
7R 確変 945個 1%

《大当り振分 特図2》

ラウンド数 時短or確変(ST) 出玉(払出) 振分
10R 確変 1,350個 10%
8R 確変 1,080個 15%
7R 確変 945個 30%
6R 確変 810個 15%
4R 確変 540個 15%
2R 確変 270個 15%

前作は旧規則さらに2世代前の内規である事から出玉面では劣るものの、RUSHの継続率と確変中大当りまでの速度は前作を大きく上回る性能を有している。そして、本機の特徴の一つとして、RUSH中の70%を占める大当り(7R以外)がRANK UP式となっているのだ!

演出


過去機種の原作シリーズ作品である『無印』『リベリオン』のほかに、本機より原作シリーズ最新作『グリムワール』の演出が加わった。そのため多岐に渡る演出が搭載されている。

そして、シリーズおなじみの高信頼度演出「聖なるポーズギミック」も種類が増加され、ギミック演出にも目が離せない仕様となった!

RUSH中はリーチ演出を経て図柄揃いした場合は7R大当り、その他の70%を占めるRANK UPボーナスは変動より平均13秒で即当りする仕様となっている。

ポイント


本機「Pクイーンズブレイド3 レイナVer.」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となるだろう!

シリーズ機の特徴でもある、複数の原作作品を複合する演出構成に新たな作品が加わったことで演出量が増加した。コンテンツ面では原作3作品の訴求が効果的となるだろう。

そしてスペック面では、『継続率』『RUSH当選速度』と前作との比較で勝る点の分が悪い。さらに前作がいまだに現市場で営業貢献しており、使用期限もまだ残っている事から共存を目指す訴求が相乗効果にも期待出来るだろう。

SH@CK, 大手法人機械対策課SH@CKの新台講座, Pクイーンズブレイド3 レイナVer.