大手法人機械対策課SH@CKの新台講座「P新鬼武者狂喜乱舞」

2019.09.09 / 連載

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【月曜】大手法人機械対策課SH@CKの新台講座

今週は9月17日導入開始予定「P新鬼武者狂鬼乱舞」(京楽)全国10,000台

P機初のハイミドルでリリースされた「P新鬼武者 超・蒼剣」が新たな仕様でリリース開始!本機は同確率帯での仕様変更という珍しいパターンで、過去には「バジリスク」や「真慶次2漆黒」などが該当する。だが、本機は前機種と内規変更が伴ってのものとなっているので大きく変化を感じる仕様となっている!そしてRUSH仕様が現内規ならではのもので、過去には無い仕様であるため期待だ!

スペック


そんな本機のスペックは1種2種ロングSTハイミドル機となっており、大当り振分が多岐に渡っている。基本スペック及び、大当り振分は以下。

《基本スペック》
※時短関係数値「時短回数」「継続率」は全て「残保留」及び「1種2種合算当選率」より算出

特図1(1種)当選確率 約1/319.9
特図2(2種)当選確率 約1/33.1
特図1・2合算確率 約1/29.9
ラウンド数(払出) 10R(約1200個)・7R(約810個)・5R(約650個)・4R(約420個)
2種時短回数(継続率) 89回(約95%)・69回(約90%)・39回(約73%)・23回(約54%)
下限ベース(算定値) 30

新内規の〝一部〟となるヘソ賞球3個機ではあるが、元々内規で取り決められていた下限ベースの「ベース30」は割っていない点には注意が必要となる。

《大当り振分》

  ラウンド数 出玉(払出) 時短回数 振分
特図1 5R 650個 89回 4%
5R 650個 23回 96%
特図2 10R 1200個 89回 約17.5%
10R 1200個 69回 約2.5%
7R 810個 89回 約5%
7R 810個 69回 約23.6%
7R 810個 39回 約1.3%
4R 420個 89回 約2.5%
4R 420個 69回 約36.9%
4R 420個 39回 約10.7%

過去の1種抽選では潜伏と電サポ回数によるST回数振分を実現した仕様はあったものの、ST回数そのものを変動させる事は不可能だった。以前は継続率65%規制内規であった故に「シンフォギア」などの2種抽選は“通常継続率65%”に規定外となる“残保留継続率65%”を掛ける事で65%以上の継続率を体現した苦肉の策であったが、上限継続率撤廃の新内規により2種抽選でST回数振分を可能とした事は新内規を最大限に活用したスペックとも言えるのだ!

演出


下地機種となる「P新鬼武者 超・蒼剣」がベースとなり、おおよそは同様となっているがスペック仕様の異なる右打ち中は大きく変化している。時短回数の振分が多岐に渡る仕様である事から振分演出や回数に応じた消化速度の異なるRUSH演出が搭載されている。

ポイント


本機「P新鬼武者狂鬼乱舞」の訴求ポイントは『スペック』に尽きるだろう!

コンテンツは下地機種が存在しているだけに大きな効果を期待出来ない事に合わせ、他機種のスペック違いと認識される事やハイミドル帯である為に下地機種の再導入と誤った認識を持たれない様に十分に注意が必要となる。
前作が確変継続率60%の低い継続率であった事から継続率の訴求が一番のポイントとなり、希少な継続率変動型RUSHに合わせ平均継続率90%かつ最高継続率95%のRUSH仕様の訴求に徹底すべきだろう!

 

前回も記述した通りに、下限ベース撤廃内規のハイミドル機が続々リリースされる予定となっている。本機のように上限継続率撤廃内規を活用したゲーム性の幅が広がる傾向にあるのは良い事と言えるだろう!
そして本機開発メーカーを中心に出玉速度もメザマシイ状況ともなり、旧基準機が強制撤去の頃には代替機種のリリースに十分期待が持てる!ただし、設定については暗礁に乗り上げている状況となり、管理遊技機もとい封入式がリリースされるまでは残念ではあるが棚上げにしておく他ないのかもしれない……。

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