いまだにある油玉ゴト、被害最大1万5000個／セデック

セデックプレゼンツ「ゴト速報」第68回
毎月第1、第3木曜日に連載中！

みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。第68回目の掲載になります。今回は、油玉ゴトの不正情報をピックアップします。

・被害機種
ジェイビー製「ＣＲジェットアローII号γ３」
ジェイビー製「ＣＲフィーバークィーンII ＤＸ」
ジェイビー製「グレート・ザ・キングＪＶ」
SANKYO製「ＣＲフィーバークィーンII 」
豊丸製「今日もカツ丼Z2」
藤商事製「ＣＲエキサイトＦＰＳＺ」
ソフィア製「ＣＲＡヘブンブリッジＤＸ２」

・概要
上記被害機種の上皿やチャンスボタン周辺に油のような液体が付着しており、「遊技機がベタベタしている」との来店客からの通報で発覚しました。被害に遭った台のデータをチェックすると、スタート値、ＴＳ値が通常と比べ高い数値になっていました。油玉により役物の回転体でのＶ穴入賞率を上げる効果があると考えられます。

・手口
上皿や下皿の玉にスプレーなどを使用し、直接油を塗布する事例。手に油を付着させ、玉に触ってなじませるなどの事例があります。

・油付着箇所
上皿、下皿、ガラス盤面、アウトレール、アウトボックス、ドル箱などに付着します。

・点検箇所
営業中の点検は主に上皿部～発射カセット～アウトレール部の点検を行いましょう。防犯カメラ、データの確認もお願いします。

被害は最大で1万5000個というケースもありました。不正な出玉ロスもさることながら、筐体や周辺機器に与える悪影響も深刻です。

弊社のサイト「MAX BARRIER（マックスバリア）」で点検方法等を配信しております。 サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
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