玉詰まりトラブル対応の一瞬で釘曲げゴトが実行されている

2018.05.03 / 連載

セデックプレゼンツ「ゴト速報」第63回
毎月第1、第3木曜日に連載中!

月日 地域 メーカー 機種名 ゴト状況
5月2日 埼玉県 ソフィア CRAヘブンブリッジDX2 油玉ゴト
4月27日 サミー サミー製:回胴機種 不正ハーネス(未確認)
4月22日 マルホン工業 CR天龍∞ VS 釘曲げゴト
4月22日 サミー パチスロ北斗の拳 2017/XF 不正基板
4月22日 東京都 ハイライツ・エンタテインメント
トロピカルキス ビター/HC
クレマンゴト

みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。 第63回目の掲載になります。今回は被害事例が多発している「釘曲げゴト」についてお知らせします。

このところ被害となった機種は、マルホン工業製の「CR天龍∞」シリーズや、サンセイR&D製の「CR彼岸島」などです。過去には、平和「CRめぞん一刻3H9AY/9AU、三共「CRフィーバー宇宙戦艦ヤマト/Y」といった機種も被害事例がありました。下記に手口など詳細を記載いたしますので、ご確認いただき、再度警戒していただければ思います。

<手口>
①上皿に故意にごみなどを詰まらせ、玉が出ないと従業員を呼びます。
②従業員が原因調査、対応している隙に従業員の死角から一瞬で釘を曲げます。

「CR天龍∞」シリーズの釘曲げゴトでは、盤面中央の三段クルーン役物の右上側にある「龍の道ルート」の飛び込み口の釘を狙ってきます。言うまでもなくここを曲げることで、三段クルーンの役物に突入しやすくなります。また、いくつかある別の事例では盤面右側にあるスルーチャッカーの釘を曲げられているケースもありました。

ホールスタッフにはメンテナンス対応時の注意点をあらかじめ周知しておく必要があります。また手口はさまざまで、犯行は2人組で実施される場合も多いので注意してください。

弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」で点検方法等を配信しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
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