「不正基板」今後の新機種にも発展していく可能性/セデック

2018.01.11 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第55回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
12月30日 北電子
アイムジャグラーSPⅧ
クレマンゴト
12月26日 豊丸産業
CR悪代官 赤鬼X
磁石ゴト(未遂)



新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。セデック株式会社 中澤です。第55回目の掲載になります。第53回で紹介した「サミー」不正基板について再度記載します。

この不正は近年発生していたサブ基板を発端としたAT、ARTの攻略とは違い、抽選プログラムを介さない不正になります。

この不正基板には気をつけるポイントが2つあります。
①今後の新機種(同構造筐体)にも対応
②取付け、取外しが非常に簡単

特に②のポイントは要注意です。特段の技術加工などが必要なく、短時間で交換可能な場合はホール内での内部犯行の温床となることが考えられます。対策シールなどで管理し、点検することをお勧めいたします。

【不正箇所】
リール上部基板(回胴制御基板)裏側 不正チップ加工

【地域】
全国的に発生

弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」で点検方法等を配信しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

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