認定機、チェック忘れはゴト師の利益に直結する/セデック

2017.11.15 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第52回

月日 メーカー名 機種名 ゴト状況
11月13日 北電子
アイムジャグラーEX
体感器ゴト
11月9日 平和
CR烈火の炎9AW1
磁石ゴト
11月7日 三洋
CRAスーパー海物語IN沖縄2SAHS
電波・電磁波ゴト
11月6日 サミー
化物語ZX
電波・電磁波ゴト
11月3日 豊丸産業
CR悪代官 赤鬼X
どつきゴト(未確認)
11月2日 平和
CRA戦国乙女39AW
磁石ゴト(未確認)



みなさんこんにちは。セデック株式会社の中澤です。第52回目の掲載になります。

認定手続きが進んでいく中で、やはりパチンコ、パチスロともに過去被害が発生した機種は狙われやすい状況にあります。

電波や体感器ゴト、ショートゴトなど手口はさまざまで、過去に行われた不正が再び発生する場合には共通する傾向があります。すでに認知された不正は未遂覚悟で行われる場合が多く、ゴト師と言われる中でも、犯罪意識が低く、未熟で無知な者の犯行によるケースが多いです。

彼らは使い古された不正器具を何らかの方法で手に入れ、「簡単にゴトができるぞ」などといった宣伝文句を真に受け、ホール側が対策済みであることを知らずに犯行を及ぶのです。

しかしながら、業界全体をみると、すでにかなり認知された不正でも被害が続いているのも事実です。その理由は、認定に伴いセンサーや対策部品を「外した」「付け忘れた」、または「台移動の際に取付けを行っていない」など。本来防げるはずの被害が実に多くあるのです。

「もう対策済みだから大丈夫」と思っているところこそ過信は禁物。点検やメンテナンスをして管理しなければいけません。前述したように、ゴト師は「センサーや対策品がついてなけれラッキー」と未遂覚悟で犯行に及びます。点検やチェック忘れは、ゴト師たちの利益となってしまいますよ。

弊社のサイト「MAX BARRIER(マックスバリア)」で点検方法等を配信しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください。

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

GOTO, SEDEC, ゴト, セデック, 中澤, 毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第52回