ユニバ系ショートゴト被害はこう防げ!/セデック

2016.03.17 / 連載

毎月第1、第3木曜日に連載中!「ゴト速報」第13回

みなさん、こんにちは。セデック株式会社 中澤です。第13回目の掲載になります。

前回掲載した記事で「アナザーゴッドハーデスX」でのショートゴトの被害情報を記載しましたが、依然として被害が続いており予断を許さない状況です。 現在確認できている機種では「アナザーゴッドハーデスX」「バジリスク絆」があります。 確実な防衛対策と日々の点検が重要です。

<情報詳細>
・被害地域:茨城県、北関東等
・被害機種:「アナザーゴッドハーデスX」「バジリスク絆」
・犯行グループ:計4名(実行犯1名、壁役2名、見張り役1名)、日本人:男性20~40代
・手口:左側面部から不正器具を挿入し、ショートさせ不正な信号を送信する

<点検ポイント> 
①キズの確認 (左側面部、左下部パネル部、サブ基板周辺上部)
特に左側面部は大きく歪みます。

②内部エラーの確認

「COM ERR」「COM ALT」「WDR PST」が特に連続して発生している場合は危険です。

③犯行の特徴

たいてい複数人のゴト師グループで実行するので、実行犯(仕込み役)が犯行後は、打ち込み役に変わります。

④対策品の確認

対策品はほとんどが両面テープでの取付になります。熱や劣化で剥がれることもあります。定期的に確認が必要です。
※対策品の種類や取付方が万全でないため、被害に遭ってしまうケースも確認されています。こうしたグループ店舗が次々と被害に遭い、合計100万円以上の被害との情報も入っております。

ショートゴトは不正器具の到達ポイントを押さえることで防護できます。市販されている対策品は被害額を考えると安価なものも多いです。また、弊社サイトでは無償で行える対策方法やゴト師グループに関する情報をご案内しております。サイトの閲覧やサービスの問い合わせは弊社までご一報ください

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セデック株式会社
1996年創立。創業以来、安心・信頼して遊技できる遊技環境の構築のため、パチンコホールで遊技台検査を実施してきた。また、ゴト行為などの不正対策としてセンサー類や防護品を提案し、多くのホールで活用されている。
http://www.sedec.co.jp/index.php

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