献血・骨髄バンク啓発「東京雪祭」にカルミナがブース出展

2021.11.15

 11月13・14日、パチスロメーカーのカルミナは東京都立代々木公園B地区イベント広場(東京・渋谷区)で開催された「東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD 2021」(主催:東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD 2021実行委員会)に「カルミナ仮設ショールーム」をコンセプトとしたブースを出展した。

「東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD 2021」は「楽しいから始まる社会貢献」をテーマとした活動の一環として、今年で開催10周年を迎える無料イベントである。普段足を運ばないような人たちが体験しやすい献血ルームをつくり、献血・骨髄バンクに触れる環境をつくることを目的としている。カルミナの広報担当は「献血、骨髄ドナー登録といったコンセプトに共感し、遊技機メーカーとしての社会貢献として協賛出店している」とブースを出展した理由について説明している。


■11月14日、PiDEA編集部員もイベントに行ってみた、当日の様子をレポート。

休日ということもあり家族連れや若年層が多くイベントに来場しており、会場は人であふれていた。会場のステージでは有名アーティストによるライブが行われ、雪広場と呼ばれる場所では、プロのスノーボーダーの大会や、子ども向けのソリ滑りが開催されるなどかなり活気のあるイベントとなっていた。

そんな中で、カルミナの出展ブースを覗いてみる。ブース内には「パチスロ 探偵オペラ ミルキィホームズ 1/2の奇跡」「ハイドラ-30」「パチスロ Wake Up,Girls!Seven Memories」を中心に試打実機が展示されていた。

中にはイベント特別仕様機となる「Wake Up,Girls! 7つの軌跡」が展示されており、「探偵オペラ ミルキィホームズ 1/2の奇跡」の仕様に似た特別機となっていた。液晶は存在せず、予告音とWUG!登場キャラクターのセリフによる演出や小役示唆を行い、規程のポイントの達成、小役役連などを通じてボーナスが当選する仕様であった。設置してある試打実機はつねに稼働状態で、老若男女問わず楽しんで遊んでいる様子が伺えた。

カルミナのブースでは試打機の展示でだけではなく、WUG!グッズの販売も実施。当日ブーススタッフへカルミナ公式Twitterフォローの提示すると、非売品WUG !マスクホルダーの配布も行っていた。パチスロファンだけではなく、コンテンツファンや初めてパチスロ に触れる来場者も楽しめる内容となっていた。また1時間に1回、2日間の開催で計7回、パチスロWUG!を7台連動させるショーも行われ、多くの来場者からの注目を集めていた。

  7台を連動させて行われたショー。

また同ブースでは、イベント専用のミニゲームのコーナー設置。20G間に10,000ptを獲得すると非売品のカルミナグッズをもらえるイベントを行っていた。ゲーム性は3択を当ててポイントの獲得を目指す「運試しモード」と目押しで7図柄を揃える「チャレンジモード」の2種類から選択が可能で、景品を獲得しようと挑戦する来場者によって楽しまれていた。


カルミナの出店ブースを中心とした「東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD 2021」の紹介となったが、本来当イベントの目的としては献血・骨髄ドナーについて正しい認知を持ってもらい、必要性を感じた方が行動するキッカケをつくること目的としている。

コロナウイルスの感染急拡大や緊急事態宣言などの影響をうけ、関東甲信越地域では2021年7〜9月の間で、献血者数の必要人数に対して約7,000人強不足していることを発表している(2021年9月10日 日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター公表値)。

かねてより減少傾向にある献血協力状況といまでも続くコロナウイルスへの感染対策をあわせて考慮すれば、現在も必要人数を満たしていないことは容易に想像が可能である。いま一度、献血へ協力について考えてみるべきではないだろうか。

 

カルミナ, WUG!, 東京雪祭, 東京雪祭SNOWBANK PAY IT FORWARD 2021