企業版ふるさと納税で 茨城県水戸市を応援／ダイナム

全国46都道府県にパチンコホールを展開する株式会社ダイナム（本社・東京都、保坂明代表取締役）は、 茨城県水戸市への企業版ふるさと納税（地方創生応援税制）を通じて、 同市が推進する「まち・ひと・しごと創生推進事業」を応援するため80万円を寄付した。

10月27日、水戸市役所で行われた寄贈式では、同社を代表して谷口敦史エリアマネジャーが参加、高橋靖市長へ目録を手渡した。受け取った高橋市長は「このたびは、本市の『伝承の味・水戸のわら納豆を未来へつなぐプロジェクト』に対しお力添えを賜り、深く感謝申し上げます」と謝辞を述べるとともに、プロジェクトの趣旨について次のように語った。

「本市では、地域を代表する特産品である『わら納豆』を守り未来へつないでいくため，安定的かつ持続的なわら納豆の生産・販売に向けて、納豆商工業協同組合および稲わら生産に協力する生産組合、わら苞加工に意欲的な障害者団体と協議会を設立し、さまざまな取り組みを進めています。具体的には後継者育成などに資する各種研修会の開催をはじめ、稲わら・わら苞加工に必要な機械・設備の導入支援、わら納豆のPRなどに取り組んでおり、本事業を通して本市の6次産業化および農産物のブランド化の伸展を図ることはもとより、将来的に障害者の雇用および賃金の向上につなげていきたいと考えています」

なお、ダイナムでは、地域社会の発展に寄与するさまざまな活動を展開しており、これまでに宮城県名取市、 山形県長井市、 茨城県土浦市に対しても企業版ふるさと納税を通じた支援を実施している。同社は「今後も、地域とのさらなる共生を目指して、地域社会の発展につながる貢献活動を継続してまいります」と話している。