「S Re：ゼロから始める異世界生活Apex Vacation」のスペックやホールでの使い方を解説

2021.11.01 / ホール

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＃219

パチスロ市場が縮小し、一機種あたりの設置台数を減少させる必要がある状況となっている。「A+RT」は多くの店舗でコーナー展開をするほどに大きい市場となっているが、6号機では最も台数供給が少ない。

同コンテンツである初代「Re:ゼロ」はコーナーを構成する機種として知られているが、本機とのスペック差が大きくニーズが移行する気配は薄い。それでも、A+RTとしては新規コンテンツであることもあり、市場ニーズが高まり、コーナー規模維持に尽力することに期待したい。

そんな本機は他類型機種にはない特徴のある性能を有したA+RT機となっている。それでは基本情報を確認しよう。

《通常・AT仕様》
50枚ベース	約40G
仕様	A+RT
RT仕様	リプレイパンク役回避型・30Gor次回ボーナスまで・純増0.04枚/G
エミリアBB仕様	251枚獲得※RTなし
レムBB仕様	219枚獲得＋30G RT
ラムBB	175枚獲得＋5G CZ
RB仕様	109枚獲得＋1G CZ
無限RT抽選	7揃いリプレイ成立※30G RT:1/728･レムBB CZ:1/7･RB CZ:1/259
ボーナス消化手順	一度だけ逆押し、左リール上中段に白7目押し

3種BBを搭載する本機。「S愛姫」のように異なる設定でも出玉率が同じで、特定同系役の確率を変化させることで設定示唆を行う仕様となっている。RT純増性能は現状維持となっており、RT仕様としてRTパンク役が搭載されているのでパンク役を回避する手順が必要となっている。

そして、本機には現市場では希少となる次回ボーナスまで継続する“無限RT”が搭載されており、このRTの抽選は各種ボーナスにより異なる仕様となっている。RTのゲーム数は異なるが、フローの仕様としては現市場では「不二子」が近い仕様となっている。

前作シリーズ機をベースとした作りとなっているが、スペックが大きく異なるため新規演出を含め演出フローは大きく変わっている。RTの演出などはパチンコでの演出がベースとなっており、パチスロでは新たな演出として組み込まれている。

本機「S Re：ゼロから始める異世界生活Apex Vacation」の訴求ポイントは『コンテンツ＆スペック』となる。過去を振り返ってみると、コンテンツは6号機屈指の機種として業界デビューした機種である。まずは異なるスペックでの新台であることを存分にアピールしていきたい。

そして、同社機「Ｓ愛姫」のように、3種BBの偏りが高設定の特徴であることが最大のスペック訴求となるだろう。BB種類を判別できることやRTパンク役などがあることの案内必須で、ユーザーレベルによる差が生じにくくする配慮は必要だ。

本機が導入される11月は前作の認定を取得するためには、設置している必要があり、「Re:ゼロ」を増台する店舗も一時的に増えるだろう。パチスロコーナー活性化の施策にせよ、閑散期での施策にせよ、相乗効果を少しでも高めることに尽力していただきたい。

年始にはパチンコにて市場最高峰のスペックでのリリースが控えており、シリーズ最新作も鋭意開発中とのことなので、まだまだ「Re:ゼロ」シリーズが業界を盛り上げることに期待したい！