ついにSH@CK氏の新台ガチ分析データがWEBに登場!
SH@CKプレゼンツG@CHI評価
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コロナによる規制も一定の落ち着きを見せ始めている。パチンコ業界は箱型ビジネスという業態により多大な影響を受けた状況から好転させることに尽力する時期へ移り変わろうとしている。
その一つでもあるCM解禁は時期的にもありがたい限りであり、お茶の間に流れるものとしては今では希少となる実写コンテンツの親和性には期待したい所である。そんな状況下で本機はパチンコとしてのクオリティとは別にメディア展開には非常に力を入れているので、その後押しには大きな効果を期待したい!
そんな本機のスペックを確認してみよう。
《基本スペック》 | |
通常時大当り確率 | 約1/229.9 |
RUSH時大当り確率 | 約1/3.7 |
RUSH仕様 | 2種ショートSTタイプ |
RUSH突入率 | 約50% |
RUSH継続率 | 約79.3% |
特図1出玉・比率 | 3,00個・100% |
特図2 MAX出玉・比率 | 1,320個・50% |
特図2「LEGEND BONUS」概要 | 当選後2回当選濃厚後RUSH移行 |
「LEGEND BONUS」込継続率 | 約84% |
通常・RUSH後 時短 | 特図1時短 50回or100回 |
遊タイム | 通常599回転後、特図1時短879回 |
時速獲得出玉 | 12,000個 |
《大当り振分 特図1》 | |||
ラウンド数 | 出玉(払出) | 移行状態 | 振分 |
2R | 約300個 | 特図2時短1回+残保留4回 | 50% |
2R | 約300個 | 特図1時短50回or100回 | 50% |
《大当り振分 特図2》 | |||
ラウンド数 | 出玉(払出) | 移行状態 | 振分 |
10R | 約1,320個 | 特図2時短100回+残保留4回 | 15% |
10R | 約1,320個 | 特図2時短1回+残保留4回 | 35% |
2R | 約300個 | 特図2時短1回+残保留4回 | 50% |
本機は、ベースは市場にあふれる数回転で決着がつく2種時短のショートSTとなっているが、それ以外の部分では現市場にはないスペックを有している。
本スペックの特殊な点は2つある。
①RUSH中に当該当選以降に2回の当選が濃厚となる(つまり3回SETの)当選振分が存在しており、一部の薄い振分以外は再SETの振分はない点。
②初当りRUSH非当選後及びRUSH抜け後に時短が搭載されている点。
本機の時短は他機種のような特賞当選時に抽選されるA時短ではなく、突然時短となるC時短となっている。先述した2つの場面で、C時短を当選させることで各状況でも時短を付与できる仕様となっている。
この時短抽選は振分の90%が50回転となっており、10%が100回の時短となっている。本機の遊タイムは他2種ショートSTとは異なり、特図2時短ではなく、特図1時短となることからRUSH直通ではないので、単純に初当りの当選チャンスが貰える仕様となっている。
アイドルコンテンツの金字塔でもある同社機「AKB」の様に、ベースは歌パチとして仕上げられている。楽曲は全25曲で推しメンカスタム機能も充実しており、サイド液晶の壁紙設定やRTC・MV・スコアなどさまざまなカスタムが搭載されている。
RUSH中は任意で選択可能な3つの演出が搭載されており、メンバーとデートする演出など本機でしか見ることのできない演出が満載。そして、フリーズ発生で「LEGEND BONUS」と、多彩なスペックを活用した展開がウリだ。
本機「P乃木坂46」の訴求ポイントは『コンテンツ&スペック』となるだろう。
初物コンテンツとなることもあり、メーカーによるメディア展開も豊富に用意されることになる。メディア展開から来店までの動線を一致させるような告知が重要となる。
そして、スペック訴求は「現市場にはないスペックであることの訴求」が重要となる。ただし、注意したいのは本機がいわゆる「変則スペック」として捉えられない様に注意することだ。
同社機のパチンコは最近変則スペックに寄っていて、残念なことに実績としては決して高くないものが長く続いている。そのイメージを持たれることはマイナスになる可能性が高く、あくまで現市場にあるスペックに対して物足りなさを補填したようなスペックであることを訴求するべきだ。本機でいえば、2種STの仕様上の欠点でもある時短を付加し、単調になりがちなRUSHフローに一発フラグとも呼べる振分を搭載した点などだろう。
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10月より保通協へ持込可能となった管理遊技機。リリースも仕様も進捗が大きく進みだしている。パチンコについては、パチスロのようにゲーム性が多彩になる可能性も出てきており、本機のような今までないゲーム性を訴求し、定着させることが業界の将来には必要となる。